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音楽と視覚美術による狂宴。池田亮司、RBMAにて国内初の特別展

バルセロナのフェス『Sónar』やマサチューセッツ工科大学などで公演や展示を行ってきた音楽家にしてアーティスト:池田亮司によるインスタレーションが開催。プログラムによって池田の楽曲の信号パターンを白と黒のバーコード状のイメージに変換し、サウンドと同期しながら毎秒数百フレームという速度でスクリーンに投影する。 11月7...

UKアンダーグラウンドの賢者が語る過去と現在、そしてこれから

ダブステップ・シーンの勃興期から、ジャンルの枠にとらわれないサウンドを提示し続け、絶対的な評価を獲得しているHyperdubとその首領コード9。 レーベル10周年を迎えたタイミングで敢行したこのインタビューでは、Hyperdubがダブステップ・レーベルであるというパブリック・イメージを消し去ることになるはずだ。 コ...

奇才スクエアプッシャーの挑戦!ロボットは人間の感情を動かせるのか!?

スクエアプッシャーことトーマス・ジェンキンソンは、音楽家として大きな名声を獲得しながらも、(キャリア初期の常軌を逸したような高速ドリルンベースやフリージャズへのアプローチなどをはじめとして)常に刺激的な音楽的実験を繰り返してきた。飽くなき探求心はまさに“天才”より“奇才”というべきで、過去の多くの発明家やアーティスト同様、彼のクリエイティビティの源泉は非常にピュアな好奇心にある。

英音楽誌DJ MAGの人気企画 TOP100 DJs ランキング発表!

  英発のDJマガジン:DJ MAGの世界的人気企画「DJ MAG TOP100 DJs」の2014年度版が公開! なんと1位は昨年に引き続き、先日初来日したHardwell! 2位にはDimitri Vegas & Like Mike、3位にはArmin Van Buuren、そして4位にはMart...

パーティアイランド・イビサのDJ Award受賞者が決定!

  ダンスミュージックの聖地・イビサ島の第17回DJアワードの受賞者が発表された。 イビサDJアワードとは、イビサで毎年行われる国際的なDJアワードのことだ。 マネージャー、プロモーター、メディアの重要人物、ベニューのオーナー、レコード会社、広告代理店、そしてDJからなる審査員が、特別賞11部門の受賞...

“お前はもう死んでいる”フライング・ロータスの新作に隠された真実

  「このアルバムは、終わりをテーマにしているわけじゃない。これは次なる体験に向けた祝いなんだ。  “なあ、お前は死んじまったんだよ…”っていうんじゃなくてさ、“よう、お前は死んでるんだぜ!”って意味なんだよ」  ― フライング・ロータス   Brainfeederのボス、フライング・ロータス5作目の...

宗教とストリート・アートによる鮮やかな結合

宗教的図像にオーバーラップするストリートやポップの要素、 シンボリックな作品で世界を魅了するブラジル人アーティスト、ステファン・ドイチノフ。 そんな彼の日本エキシビジョンの開催、そして初来日を祝しインタビューを試みた。 存在感を放つ作品の数々はいかにして作られるのか、その謎に迫る。 ブラジル人アーテ...

ファットボーイ・スリムvsスティーブ・アオキ、幕張にて激突!

  様々なフェスが乱立する今秋、2人のモンスターDJの夢の共演が急遽決定! 1人は、これまで数々の伝説を生み出してきたファットボーイ・スリム。もう1人は、今後数々の伝説を生み出していくであろうスティーブ・アオキ。 待望のフェス当日を前に、いまここで改めて彼らの魅力を振り返る。     1|ブ...

現在進行形のグリッチR&B? あるいは…仮面プロデューサーの新境地

  ダブステップやUKファンキー、2ステップ、グライムなどを生んだUKベース・ミュージックの血脈は、00年代を経て、数多くの刺激的なビートの狂宴を繰り返し、いまなお新しいジャンルを産み続けている。いまでは当然のように定着してきたポスト・ダブステップやブロウ・ステップのように。 これから紹介するサブトラクトの...

来日公演を控えるザ・バグに突撃インタビュー

容易に定義できない、だがそれゆえに心が揺さぶられる音楽というものが存在する。 ベース・ミュージックの枠を常に拡張する異才:ザ・バグとトム・ヨークも心酔する男:アクトレス。 共に今年、聴く者の心に後々まで残る棘を刺すような、衝撃的なアルバムを発表した。 そんな強烈な2組の狂宴が9月、日本で実現する。ザ・バグのインタ...