様々なフェスが乱立する今秋、2人のモンスターDJの夢の共演が急遽決定!
1人は、これまで数々の伝説を生み出してきたファットボーイ・スリム。もう1人は、今後数々の伝説を生み出していくであろうスティーブ・アオキ。
待望のフェス当日を前に、いまここで改めて彼らの魅力を振り返る。
1|ブライトンビーチに25万人集客!
ファットボーイの地元でもあるイギリス、ブライトンのビーチにて、2001年、2002年に行われたフリーパーティ『Big Beach Boutique』。なんとそこには25万人ものダンスラバーが集客。ポップシーンの世界的アーティストですら25万人なんて集められるかどうか……。
しかも、その模様はCDやDVD、さらには映画化もされ、全世界で今なお楽しまれている。
2|世界でも稀、イビサ認定DJ
なんと彼は世界屈指のパーティ・アイランド、イビサからもその腕前を高く評価され勲章が授与された。イビサ島のイビサ・ミュージック・サミットから“Legend Award”を受賞しているのだ。
これは、ファットボーイのこれまでのダンスミュージック・シーンへの貢献に対して与えられたもので、かなり貴重なこと。これぞ世界中のダンスラバーたちに認められているという証だ。
3|ロック×ダンス、ビッグビートを確立
いまでこそロックとダンスの融合は当たり前だが、1990年代にそのスタイルをいち早く取り入れ、ファットボーイは当時としては革新的なサウンド、ビッグビートを普及させる。
“The Rockafeller Skank”をはじめ数々のスーパーフロアアンセムも生み出し、ダンスだけでなくロックシーンにまでリスナー層を拡大。フロアの興奮&熱狂度をそれまでの何倍も高めることに。
4|オリンピックでもプレイ
2012 年に行われたロンドン・オリンピックでは、なんとジョン・レノンやデヴィッド・ボウイ、ペット・ショップ・ボーイズなど数多くのアーティストとともに、全世界が注目するなかファットボーイも閉会式に参加。
巨大なオブジェに囲まれ、“The Rockafeller Skank”と“RightHere Right Now”を披露。DJとしてオリンピック参加など異例中の異例。
1|DJプレイ数は世界でも最高峰
『Ultra Music Festival』や『Tomorrowland』はもちろんのこと、いまや世界中で毎週末のように開催される大小様々なフェスに軒並み出演中。フェス、クラブイベント、その他ショウなど年間DJプレイ回数はなんと200回以上と、おそらく世界でもトップクラスの稼働率。常に地球上あらゆる場所に飛び回り、世界中を踊らせている。
2|パフォーマンス力世界一!?
スティーブ・アオキがなぜそこまでの人気を博しているかといえば、そのアッパーすぎるプレイ(選曲)とともに、驚きのパフォーマンス力にある。
ステージ上からダイブなんて当たり前、アオキはお客さんの上にボートを浮かべて繰り出したり、特大のケーキを用意して客席に投げつけたり……毎回とにかくやりたい放題。でも、それがかつてない新感覚エンタメとして全世界を魅了中。
3|スターを生み出す審美眼
彼はDJとしてだけでなく、レーベル:DIM MAKを主宰し(他にも同名のアパレルラインも運営し大人気)、そこからはザ・キルズをはじめ、ブロック・パーティ、ミステリー・ジェッツ、ゴシップ、ダンス系でもブラッディー・ビートルーツやマスタークラフトを輩出。プロデューサーとしてもその審美眼は確か。ただのパーティ狂じゃない。
4|生まれたときからスーパーセレブ
マイアミ生まれ、カリフォルニア育ち。現在はハリウッド在住のスティーブ・アオキ。その来歴からしてセレブで、なんと父は元オリンピック日本代表レスリング選手でアメリカで人気のレストラン「BENIHANA」の創業者。そして、母はハリウッド女優、姉はモデルのデヴォン・アオキと、生まれたときからスーパーセレブ。そのくせ、現在の年収も推定約14 億円とうらやましすぎる。