2013年に『RedBull Thre3Style』で世界チャンピオンの栄光に輝き、以降国内外で目覚ましい活躍を見せるDJ Shintaro。
数々のフェス、そしてイベントで世界を魅了するその手腕を存分に見せつけつつ、2015年にはプロデューサーとしての才能も開花。
2016年以降の活躍も大いに期待される彼の2015年ははたしてどんな1年だったのか。
そのキーになるのは、やはりあの男だった……。
——2015年のベストディスク&トラックは?
Skrillex and Diplo(Jack Ü )“Where Are Ü Now” with Justin Bieber”
——ベストアクトは?
「Diplo(@MAJOR LAZER AFTER PARTY feat DIPLO)。
今年のベストトラックに選んだ“Where Are Ü Now” with Justin Bieber”も彼の作品ですが、曲の構成、ひとつひとつの音色、キャッチーなメロディと歌詞、ビッグルームにも対応できる空間処理、どれもが素晴らしかったです。
今年は特にDiploのゲットーなサウンドイメージ+αのキャッチーなボーカル、コラボレーション作品の連発、コラージュのセンスで、彼のダンスミュージックのスタイルは世界中で確立されたなと感じました。
まわりの巻き込み方やタイトなチーム作り、音楽性、ビジュアル、話題作り、アウトプットするもの全てのマネージメント力、センスが絶妙な角度で統一されていて素晴らしいと思いました」
——2015年、最も刺激的だったことは?
「“Where Are Ü Now” with Justin Bieber”がAmerican Music Awardsを獲ったこと。発表の際、ちょうど自分もアメリカ滞在中だったのですが、シーンの連中も大騒ぎでした」
——2015年、最高の出来事は?
「自分もリスペクトしているMasayoshi Iimori、HABANERO POSSE、YGSPらとともにTREKKIE TRAXから初EPをリリースできたこと。
2015年は楽曲制作に打ち込んできた1年だったので、自分にとっては大きな出来事でした」
——最後に2016年の抱負、具体的に進めているプロジェクトがあれば教えてください。
「2016年はLAに拠点を移し、楽曲作りにもっと専念する。自分自身の野望として、日本人の作る音楽が世界中のダンスミュージックシーンにもっと浸透するようにしたいです」