世界中が涙したアヴィーチーの死から約1年。
Team Aviciiから、メッセージとともに彼の遺作がリリースされることが先日発表され、いよいよ4月10日(日本時間11日)にシングル“SOS”がリリースされた。

Team Aviciiからのメッセージはこちら。
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ティム・バークリングが2018年4月20日にこの世を去ったとき、彼はニュー・アルバムの制作をほぼ終えるところでした。残されていたのは、完成間近な楽曲のコレクションとその音楽に関するメモ書き、メールのやり取り、テキスト・メッセージでした。

このアルバムでティムとコラボレートしていたソングライターたちは、そのまま制作を続け、ティムが思い描いていたヴィジョンにできる限り近づこうと力を注いできました。 ティムは亡くなりましたが、家族は彼の音楽を封じ込めることはしないと決め−−それよりも、世界中のファンたちと共有したいと願っていました。

シングル「SOS」は4月10日(日本時間:4月11日)、また『TIM』と名付けられたアルバムは6月6日にリリースする予定です。

アルバムの売り上げに伴うアヴィーチーの純利益は、非営利のティム・バークリング基金と、特に精神疾患や自殺防止の分野に取り組む目的のために使われることになっています。

愛をこめて
チーム・アヴィーチー
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新曲“SOS”は、アヴィーチーが亡くなる直前まで制作していた曲と言われ、ヴォーカルをつとめているのは“Wake Me Up”にも参加していたアロー・ブラック。そのタイトル同様、リリックも彼の生前の悲痛な思いが込められているかのよう。

公式サイトではリリックの和訳も公開されているのでぜひ。

なお、Team Aviciiのメッセージにもあるように、6月6日にはアルバムのリリースも予定されている。

Photo:Sean Eriksson