2019年5月1日、時代は“平成”から“令和”へ。その記念すべき瞬間には日本全国が歓喜に沸いた。

4月30日には多くのクラブでカウントダウンパーティが開催されるなか、六本木SEL OCTAGON TOKYOではフェデ・ル・グランドを迎え、フロアは終始大盛況。
しかし、そこで平成から令和へと移り変わるメモリアルなステージを担ったのはTJO。

過ぎ行く時代を名残惜しむべく、平成を彩った数多くのアンセムでフロアを盛り上げ、熱狂渦巻くまま令和へ突入。

果たして、記念すべき令和最初にかけるのは……

誰もが注目するなか、TJOがプレイしたのはアヴィーチーの“Wake Me Up”。
この曲を選んだ理由をTJOはこう語る。

「実は当初からこの曲をかけようとしていたわけではなく、その場で選んだ1曲。カウントダウン明けのオープニングに相応しい曲が欲しかった。そして、ちょうどその時期がアヴィーチーの一周忌だった」(TJO)

フロアが大きな盛り上がりを見せたのは言うまでもなく、アヴィーチーの人気を改めて感じさせるとともに、彼の楽曲の強度、そして普遍性を再確認。

しかも、TJOの後に登場したフェデ・ル・グランドが最後にプレイしたのはTJOと同じく、奇しくも“Wake Me Up”。

「近年のダンスミュージックのポピュラリティー化を担ったEDMの中でも、アヴィーチーは特別な存在。彼が残した楽曲の数々は2010年代にとってのメモリアルなアンセムになるはず。
 なかでも“Wake Me Up”は歌詞の内容も若者の複雑な感情を歌ったもので、永遠の青春ソングとして生き続ける気がする」
(TJO)

彼の言う通り、日本でも浸透度抜群の“Wake Me Up”はタイトルよろしく、歌詞よろしく、幕開けを飾るにはふさわしい。歴戦の猛者フェデ・ル・グランドも選択した、TJOのチョイスはまさに最適解だったと思う。
そして、この曲は今後も特別な瞬間を彩るメモリアルなアンセムになるに違いない。

最後に、TJOに平成、そして華々しくスタートした令和に期待することを聞いてみた。

「平成は僕が10歳のときに迎えた元号でもあり、自分の青春の全て。そして、令和に期待することは、より良い世界とより良いシーン。
 僕自身の目標としては、それに貢献できる存在になるようになること」
(TJO)

【TJO INFO】
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