現在発行中のFLOOR本誌表紙を飾ったアヴィーチー。10月に予定されていた来日公演が、本人の体調不良のためキャンセルとなった(2014年後半の世界ツアーすべてがキャンセルに!)。
いまや世界一とも言えるアーティストの記念すべき来日を待ちわびていたファンもさぞ多かったことと思うが、事情が事情なだけに仕方ない。今は彼の体調回復をただただ祈るのみ(そして早い段階で来日してくれること熱望!)。
そんなわけで、彼の回復を願って、アヴィーチーの名曲の数々を今こそ再び味わい、復活(来日)を待とう!

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“Wake Me Up”

アヴィーチー最大の代表曲と言えばコレ。前述の通り(※前回の記事はコチラ)、発売初日だけでイギリスで約88,000枚売り上げ、最終的には100万枚を突破。ビルボードのダンス/ エレクトロニックチャートでも14 週1位に輝いた。アロー・ブラックをフィーチャーし、EDMにカントリーの要素を取り入れた新感覚サウンドで世界を魅了した。

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“Addicted To You”

アメリカの気鋭シンガー、オードラ・メイをフィーチャーした哀愁感漂うEDMチューン。メッセージ性の強いミュージックビデオ、歌詞も世界中で反響を呼んだ。

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“Levels”

EDMを代表する1曲として、世界中で連日のようにプレイされたドラマティックかつ高揚感たっぷりな超アンセム。フロー・ライダーが“Good Feeling”でサンプリングしたことでも話題に。

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“I Could Be The One”

2012年リリース。アヴィーチーとニッキー・ロメロ、シーンを牽引する2人のコラボということでリリース前から話題沸騰。UKチャートでも1位を獲得したダンサブルでホリックな魅力満載の1曲。

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「TRUE」

2013年にリリース(日本国内盤は2014年発売)され、以前の記事でも紹介した通り、世界中で大ヒットしたアヴィーチー待望のファースト・アルバム。EDMシーンの寵児として絶対的な支持を得ているなかで、フロアでの機能性を高めた楽曲だけでなく、彼はそこにさらなる音楽性——カントリー、ソウル、ブギー、フォークなど、既存のEDMとはまたひと味違った様々なエッセンスを取り入れ、進化系のサウンドをも提示。とにかくアッパーで、ダンスオリエンテッドな様相を見せるEDMシーンの中で、彼なりのオリジナリティ、インテリジェンスを感じさせ、新たな音楽性を開拓したEDM作品の金字塔となった。収録曲は全12 曲。今回紹介しているシングル“Wake Me Up”、“Addicted To You”収録する他、ダン・ティミンスキーをフィーチャーした“Hey Brother”や、アダム・ランバート&ナイル・ロジャースとコラボした“Lay Me Down”など、いずれも話題曲ばかり。