ジョージ・クリントン率いるパーラメントとファンカデリックの2大バンドが牽引したサウンドであり、クルーでもあるPファンク。

1960年代末から1980年代にかけて一世を風靡したそのサウンドは、ファンクをベースにロックやサイケデリック、フリージャズやゴスペルといった要素を独自に融合。プリンスやレッド・ホット・チリ・ペッパーズといったポップシーンのアーティストや、デ・ラ・ソウルやドクター・ドレなど後世のヒップホップシーンにも影響を与えた。

そんなPファンクの一員で、ブーツィーズ・ラバーズ・バンドでヴォーカルをつとめたロバート“ピーナッツ”ジョンソンがこの世を去った。

ロバートは2015年のジョージ・クリントンの来日公演にも参加しており、圧倒的なステージでオーディエンスを魅了していたのが記憶に新しいが、残念ながらそれが日本での最期のステージとなった。

R.I.P.