DJの世界大会『Red Bull Music 3Style』への出演をかけ、11月24日(土)福岡evoL by GRANDMIRAGEで開催された日本決勝。

6名のDJがエントリーし、大阪を拠点に活動するFUMMYが見事日本代表の権利を獲得した。

『Red Bull Music 3Style』は、15分の制限時間内に3つ以上のジャンルをプレイし、【想像性】【選曲】【スキル】【ステージ映え】【フロアの盛り上がり】を審査員が採点し雌雄を決するDJの大会。

2010年のスタート以来、世界各国で大きな盛り上がりを見せている。

今回の日本決勝にはYB(熊本)、DJ Rondo(山形)、DJ TAMA a.k.a. SPC FINEST(札幌)、DJ SAM(静岡)、YUTO(青森)、FUMMY(大阪)の計6名が参戦。

ラストに登場したFUMMYは、持ち前のスキルフルなプレイでオーディエンスを魅了。終盤には「サザエさん」のトーンプレイや、ジャグリングをしながら寿司を食べる驚きのパフォーマンスを披露するなど圧巻のプレイで熾烈な戦いを制した。

そんな彼のセットに、「FUMMYさんには見事に裏をかかれましたね(笑)。選曲もオリジナリティもほぼ満点。世界戦でもサプライズを見せて欲しいと思います」と2017年の日本王者であり、今回審査員を務めたDJ RINA。

また、過去に世界チャンピオンに輝いたこともあるSHINTAROも
「今回の審査は(実力派ぞろいで)ハードでしたが、その中でFUMMYの作り出した衝撃的な瞬間はやはり凄かったと思います。
他国のチャンピオンたちの腕前も見てきてるけど、FUMMYには世界優勝の可能性は十分にあると確信しています」

とコメント。

見事日本代表に輝いたFUMMYは、
「まだ実感が湧いてないんですが、とにかく嬉しいし、ホッとしています。
人と違う存在でありたいと常に心がけているので“あいつ誰や?”っていう存在感を見せつけたいですね」

とのこと。

過去にはバトルDJの最高峰である『DMC』でも優勝経験のあるFUMMY。国内の二大大会を制し、2019年に台湾で開催される世界決勝に挑む。SHINTARO以来となる日本人の世界チャンピオン誕生に期待したい。

Red Bull Music 3Style

©︎Suguru Saito/Red Bull Content Pool