2015年、レーベル「Hyperdub」の10周年ワールドツアーを終え、ソロ名義としても初となるアルバム「Nothing」をリリースしたコード9。

今作は世界中の名だたる音楽メディアにおいて、処女作ながらも高い評価を獲得。各チャートのベストアルバムにも選出されるなど、もはやUKベースミュージックシーンにおいて、もっとも重要なキーパーソンとなった彼が選ぶ2015年のベストディスク、ベストアクトとは。

その答えは、やはり彼ならではの独自の視点が息づくあの作品、そしてあのフェスが……。

——2015年のベストディスク&トラックは?

「ベストディスクはJlin「Dark Energy」、トラックはJme&Giggs“Man Don’t Care”だね」

——ベストアクトは?

「今年観た中でベストだったのは、ポーランドの『Unsound Festival』。
Nozinja、Nidia Minaj、myself、RP Boo、Uniiqu3、Lotic……、オレが今までプレイした中でもベストのひとつに挙げられるいいラインナップだったよ」

——2015年、最も刺激的だったことは?

「グライムだね」

——2015年、最高の出来事は?

「ついにKode9名義で初のアルバムをリリースできたことが今年のハイライトだと言えるね」

——最後に2016年の抱負、具体的に進めているプロジェクトがあれば教えてください。

「ヴィジュアル・アーティストのLawrence Lekと一緒に、新しいライヴセットでツアーをするよ。
このショーは2015年リリースしたアルバム「Nothing」にリンクしていて、無人で完全オートメーション化された、架空の豪華なホテル“Nøtel”を題材にしているんだ。

それから、自分自身がメンバーでもあるリサーチ集団AUDINTによるホログラフィック・ウォーフェアについての映画のサウンドトラックを作っているよ」

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Kode9
「Nothing」

最新作を引っ提げ、東京、大阪公演で3時間のロングセットを披露する!!

2016/2/5(FRI)@UNIT
www.unit-tokyo.com

2016/2/6(SAT)@CIRCUS OSAKA
http://circus-osaka.com/

Ticket info:www.beatink.com