5月2日(火)にRainbow Disco Club 2023出演で来日中のジェフ・ミルズが自身が監督を勤めた「MIND POWER MIND CONTROL 」特別上映会を渋谷PARCO8F WHITE CINE QUINTにて、さらには上映を記念したトーク&DJプログラムが上映中と上映後、同じく渋谷PARCOの9F SUPERDOMMUNEで開催。上映中は作品内容にとどまらず様々な事象に関してそしてスペシャルゲストが語り合うトークセッション「洗脳原論2023」、上映後はジェフ・ミルズのインタビュー映像「ジェフ・ミルズ / ザ・インタビュー 」を上映、最後にジェフ本人による貴重なリスニングDJ SESSIONが行われる。

映像作品「Mind Power Mind Control」は、ジェフ・ミルズの世界を表現したコンセプチュアルな映像作品のコレクション。2022年発売のアルバム「Mind Power Mind Control」のテーマに関連した様々なスタイルの作品から成り立ち、彼が何十年にも渡って貫き通している音楽制作の様式のごとく、映像はあたかも夢を見ているかのような形に。コロナ禍以前、過去6年間に渡って制作された作品群はミルズの一貫した思想が象徴され、精神力による自制、自己防衛、依存、そして人間の特殊能力の可能性を作品を通じて表現しようとしている。なお、今回の上映は日本でのプレミア上映となり、パリ、デトロイトに次いで世界3箇所目の上映となる

以下、監督ジェフ・ミルズのコメント

「本作品は精神的な説得力、いかに弱みを見透かされ従順にマインド・コントロールされていくかをアートフォームとして検証していくことに焦点を当てている。そのことによって、すべての人がいかなる人生の段階においても陥る可能性があるこのテーマをクリエイティブに、より深く考えることができるようになる。いかに我々が物事を感じ取るかは革命的なサバイバルの知識の一部なのだ。誰一人として全く同じ考え方を持っている人は存在しないのだから、憶測や誤解に陥ることなく、“事実、思想、方法をありのままに伝える”ことに重きを置くのが本作品の大きな目的である。  

アーティスティックにまた科学的に、本作品はマインドをコントロールする様々なテクニックを探求している。いかに人類が人々の精神、社会性、現実の捉え方をコントロールする、形而上学的かつ考えを歪めるようなテクニックを生み出していったのかを探り当てようとしているのである」