スタートは2008年。当初クラブで開催されていたイベントが、今や世界各国から10万人近くのファンを動員するインドネシア最大級のダンスミュージックフェスへと変貌した「Djakarta Warehouse Project(D.W.P)」。2019年も同国の首都ジャカルタで12月13日〜15日の3日間に渡って開催され、例年同様大・大・大盛り上がり。
「D.W.P」の魅力と言えば、なんといっても世界中からトップアーティストが集結する豪華ラインナップ。今回もメインとなるGARUDA LANDをはじめ連日3つのステージが登場し、初日はマーティン・ギャリックスにゼッドという超二枚看板に加え、ブラスタージャックスやダッシュ・ベルリン、イエロー・クロウ。
2日目にはディスクロージャーにスクリレックス。さらにはベースジャッカーズ、クルーウェラ、オリヴァー・ヘルデンス、リハブ。
最終日にはカルヴィン・ハリス! そして、クローメオにジョナス・ブルー、マーティン・ソルベグと連日胸熱・狂喜のラインナップ。
どこも大いに盛り上がるなか、2日目には「elrow」も1ステージをプロデュース。
最高のエレクトロニックミュージックと想像を絶するシナリオ、熱狂的なパフォーマンス、さらには風変わりなキャラクターが融合し、サーカスからインスピレーションを得た完全没頭型でテーマ付けされたショーとしてパーティの分野で世界的な注目を集めている「elrow」。
スペイン・バルセロナを拠点に、今やイビサ、マドリード、ロンドン、ニューヨーク、バルセロナ、ドバイ、アムステルダムなどでも人気を博し、2018年には33の国際的地域の65都市で開催された134のショーに200万人以上の人々を動員。その半数以上がソールドアウトと過去最高の動員を記録。そして、同年には日本にも初上陸。
そんな「elrow」はやはり破壊力抜群で、フロアには本場イビサさながらの超デコラティブな異次元パーティ空間が。そして、出演者もクラップトーンにリヴァ・スター、そして昨年“Piece Of Your Heart”で一躍大ブレイクのメデューサなど選りすぐりで、サブステージながらメインにもひけを取らない盛り上がりを見せていた。
それだけに、ぜひまた日本に……なんて思っていたら、昨年末……「elrow」はインスタグラムでスペインのエイプリルフール(12月28日)に日本開催をアナウンス。ただ、これはあくまでエイプリルフールだけに真相は定かではないが、もしかしたら日本開催も……!?
今回もアジアを中心に世界中から多くのファンが訪れ、日本人の姿もチラホラ。装飾や演出も豪華で、会場内もピースフル。そして、システムもしっかりしていて、出演者もトップスターに限らずローカルのDJたちも活躍とフェスとしての完成度も高い「D.W.P」。日本の寒い師走を離れ、暖かいジャカルタで遊ぶのも全然アリ。今年も開催されるのであれば、ぜひお試しあれ。
Djakarta Warehouse Project
https://www.djakartawarehouse.com/
写真:D.W.P – Djakarta Warehouse Project Facebook & elrow