Bluetooth内蔵ポータブル・スピーカーの普及により生まれた様々なオーディオライフに迫る特集。今回、DJ/モデルとして世界中を飛びまわるELLI – ROSE / VAN CLIFFE.に最新ポータブル・スピーカー:BeYoを使ってもらった。
「ロケでちょっと遠くまで撮影に行くときにはプレイヤーを必ず持っていきます。 外で撮影してるときにも音楽を聴きたいし、ヘアメイクさんでも結構持ってくる人いるよ」
――それは撮影するときのテンションを上げる為に?
「テンション上げる為だったり、そのときの撮影の内容によって変わるけど、例えば、ちょっとスローな感じでいきたいシチュエーションだったら、それに合わせてサイケデリックなロックとか、弾き語りとかもかけるし。撮影のスピードをアップさせたいときはハウスとかアップテンポの曲をかけると動きが速くなるから、みんなやってるんじゃないかな。
あと音楽がかかってる方が、絶対に良い表情が出せる(笑)」
――自宅では、どうですか?
「自宅のメインスピーカーは、10万円くらいする低音がしっかりでるGENELECの8030BPMで、DJブースやパソコン、あとTVの音までChannel3っていうミキサーを通してこのスピーカーで聴いてる。
あとは自分の家じゃないけど、DJや音好きの友達の家で遊んだりホームパーティみたいなときは、みんなで自分のiPhoneから『この曲かけていい?』『いま好きなのコレなんだよね』って、Bluetoothで飛ばしたりして、音楽の話をするのが好き」
――音楽を聴く環境の自由度が増した?
「うん。スタジオ以外でヨガをやるときとかも自分で空間づくりができるし。朝とかヨガマットとこのスピーカーだけ持って、波の音をかけてビーチにいるような空間を作ったりとか、太鼓だけのポコポコーンみたいな音だけのとか。
あと、結構ゆる~い感じのミニマル系のコッツェとかかけても気持ちいい」
――仕事やプライベートでも、海外に行くことが多いと思うけど、そういうときは?
「絶対、持ち運ぶ。だってパソコンから出る音は、音質も悪いしボリュームも小さいからあんまり好きじゃない。それこそビーチでは絶対必要だよね。
このBeYoは、壁とかに掛けられるから最高なの。例えば、パラソルのところにヒュッて掛けたら、それだけでもう音楽の聴ける空間ができるでしょ?」
――場所を選ばないし、持ち運びやすい。
「そう。小っちゃいし軽い、なのにローがしっかり出る。小型スピーカーって持ち運びには良いけど低音の再現力が弱いのがほとんど。
ベースが重い曲を聴くと本体がジジジジってなってやかましいけど、このBeYoは低音がしっかり鳴るよね。
あと軽いから、この前サンフランシスコに行ったときも友達とハイキングして頂上まで登っていく途中ずっとバッグにぶら下げて音楽かけながらながら歩いてた(笑)。それで、その友達がBeYoを気に入っちゃって持っていっちゃったの。だから今度は2台欲しいな」