2020年4月、新たな電子音楽フェス「REITEN presents Ensō」が開催されることが発表された。

これは、12月14日(土)に京都の上賀茂神社で行なわれるマーク・フェルのマルチサウンド・アンビエントライヴを展開する『REITEN』が新たに始動するもので、驚くべきはその舞台。

旧帝国ホテルの建築材にも使われた大谷石を掘り起こし生まれた巨大な地下空間……栃木県宇都宮市にある日本遺産にも認定される大谷石地下採掘場の跡地。

ここは戦時中、地下軍需工場として戦闘機の製造していた曰くの場で、その広さはなんと野球場1つ分。その神秘的な空間は誰もを虜にするだけでなく、一面に広がる柔らかで温もりのある大谷石は一般的な石とは異なる吸音と反響を生み出し、ここでしか鳴らない音を生み出すとか。

そんなオンリーワンの舞台で繰り広げられる電子音楽とビジュアルアートのかつてない蜜月。気になる出演者は2020年1月発表予定だが、すでに電子音楽界の最高峰がラインナップ済みだとか。また、今回は屋外エリアもあり、そこにも多彩なDJが出演予定。

「REITEN presents Ensō」は2020年4月10日(金)、11日(土)に開催。ここでしか鳴らない音を求めて……来春は地下迷宮を巡る旅にぜひ。


「REITEN presents Ensō」
http://www.ensojp.com