2023年12月28日(木)、29日(金)、ノエビアスタジアム神戸にて初開催された「KŌSOKU JAPAN MUSIC FESTIVAL」。関西に世界を代表する豪華DJが集結した。
初日のヘッドライナーを務めたのはQuintino、Don Diablo、Afrojack、Deadmau5。Quintinoが安定感のあるエネルギッシュなプレイととびきりのスマイルで会場のボルテージを高めると、KŌSOKUのイメージにぴったりのファッショナブルな衣装に身を包んだ Don Diabloが洗練されたDJセットでオーディエンスの心を鷲掴みに。そして、日本でも大人気のAfrojackが登場すると一際大きな歓声が。破壊力抜群のセットで会場は一体となり、熱気はさらに加速。初日のトリはDeadmau5。Ghosts ‘N’ StuffやMy Pet Coelacanthといった人気曲を交えたセットで魅了。
2日目のヘッドライナーを務めたのはMartin GarrixとKungs。ファンのフラッグにサインをし日本の国旗をステージ上で掲げるなど日本への愛を感じるKungsのパフォーマンスに心撃たれたオーディエンスも多かったはず。そして、本祭の大トリはスーパースターMartin Garrix。圧巻のパフォーマンスを披露するだけでなく、Sentinelがサプライズで登場。会場の盛り上がりは最高潮に達し、初開催となるEDMフェスを見事に締めくくった。
一方、メインのKŌSOKU Stageとは一味違い、DJとの距離がほど近いサブステージNSN Stageでは国内の実力派DJが奮闘。メインに引けをとらない盛り上がりを見せ、さらに会場内には世界一の日本生産量を誇る灘酒の5種飲み比べができるブースや神戸ビーフのホルモン焼きを楽しめるブースなども用意され、神戸の特産品を思い思いに楽しむオーディエンスも印象的。そして、そのオーディエンスも本祭のタイトル&コンセプトに準じたKŌSOKUの宇宙感をイメージしたスタイルやユニフォームをおしゃれに着こなすブロークコア(Blokecore)などファッション面も華やか。今年初開催にして様々な魅力溢れる2日となった。
今回のフェスティバルに携わっているのは、エンタテインメント・エージェンシーNSN(ネヴァー・セ イ・ネヴァー)とその共同設立者であり世界的サッカープレイヤーのアンドレス・イニエスタ。彼が第二の故郷と愛する神戸、それも馴染みのあるノエビアスタジアム神戸を舞台に世界最高峰のダンスミュージックで日本中の人々に最高の音楽を楽しんでもらいたいという願いが込められ、本祭は開催。初にして様々な魅力溢れる2日となった。