今年で5周年を迎え、12月9日(水)〜13日(日)にかけて初のリアル&オンライン同時開催を行う電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP」。その追加ラインナップが発表された。
今回、世界各国から様々なアーティストが参加するオンラインは、12月9日(水)〜13日(日)の5日間に渡ってMUTEKヴァーチャルプラットフォームからお届け。
一方、生の貴重体験リアルイベントは、12月10日(木)〜12日(土)に各日150名の人数限定で渋谷ストリームホールにて敢行。そのフルラインナップが明らかに。

10日(木)は、アンドロイドロボットのオルタ3と能楽師によるプロジェクト:傀儡神楽 ALTER the android KAGURA(株式会社ミクシィの特別協賛プログラム)。さらには、 NYの老舗アンビエントレーベル12kからリリースを重ねる音楽家Corey Fullerと彼が結成したBreak Ensembleによるライヴフォーマンスにメディアアーティストの山本信一がビジュアルでコラボ。
11日(金)は、真鍋大度が今年の「Sónar+D」で発表したレクチャーパフォーマンス作品のアップデートバージョンを披露するほか、ベルリン拠点のプロデューサーKyokaとメディアアーティストShohei Fujimotoによるオーディオビジュアル・パフォーマンス。関西拠点のプロデューサーKafukaとプログラマーKezzadrixによるオーディオビジュアル・パフォーマンスに続き、シンガーソングライター/プロデューサーのMaika Loubtéが出演決定。さらに、Open Reel Ensembleがオープンリール式テープレコーダーを用いた実験的パフォーマンスを披露する。
そして、12日(土)は、エクスペリメンタルミュージシャンのJim O’Rourkeと音楽家Eiko Ishibashiによる数少ないコラボライヴが実現。また、新進気鋭のテクノプロデューサーYuri UranoとビジュアルアーティストManami Sakamotoが初共演し、自身の声とモジュラーシンセサイザーを用いる韓国人アーティストのmachìnaも登場。そのほかピアニストEiichi SawadoとAkiko Nakayakaによるコラボ、AOKI takamasaとFumitake TamuraによるビートプロジェクトNeutralのライヴパフォーマンスも。
なお、リアルイベントの模様はMUTEKのヴァーチャルプラットフォームで有料でライヴ配信。リアルイベントのチケット購入者はオンラインイベントにも参加可能。
一方、オンラインイベントの詳細はオフィシャルサイト及びSNSで随時お知らせするとのこと。
ちな、11月末まで「MUTEK Montréal 2020」のアーカイヴ映像&音源を無料公開中!
https://virtual.mutek.org/en/montreal-2020