日本時間の本日2月13日に開催された第59回グラミー賞。
主要4部門のうち、Record Of The Year(最優秀レコード賞)、Album Of The Year(最優秀アルバム賞)、Song Of The Year(最優秀楽曲賞)の三冠をアデルが獲得(その他計五冠達成)。もうひとつのBest New Artist(最優秀新人賞)ではチャンス・ザ・ラッパーが受賞し大きな話題となっているが、ダンスミュージックファン注目のBest Dance Recording、そしてBest Dance/Electronic Albumの行方は……。
昨年の第58回グラミー賞では、スクリレックスとディプロのジャックUが見事二冠に輝いたが、今年はBest Dance Recordingにザ・チェインスモーカーズ、Best Dance/Electronic Albumをフルームが受賞した。
Best Dance Recordingでは、Bob Moses“Tearing Me Up”、Flume Featuring Kai“Never Be Like You”、Riton Featuring Kah-Lo“Rinse & Repeat”、Sofi Tukker“Drinkee”がノミネートされるなか、ザ・チェインスモーカーズが“Don’t Let Me Down”で受賞。
彼らはBest New Artist、“Closer”でBest Pop Duo/Group Performanceでもノミネートされていたが、そちらは惜しくも逃した。
一方、Best Dance/Electronic Albumでは、アンダーワールドの「Barbara Barbara, We Face A Shining Future」やルイ・ヴェガ「Louie Vega Starring…XXVIII」などの並みいる強敵を抑え、Best Dance Recordingにもノミネートされた新星フルームの「Skin」が選出。
その他、日本人アーティストstarRoもノミネートされたBest Remixed Recordingでは、André Allen Anjos, remixer (Bob Moses)“Tearing Me Up (RAC Remix)”。アーバン系ではBest New Artist獲得のチャンス・ザ・ラッパーがBest Rap Performance、Best Rap Albumで三冠を獲得している。
また、今回最多の9部門にノミネートされていたビヨンセは、妊娠好評後初となるパフォーマンスで会場を魅了。そして、Best Urban Contemporary AlbumとBest Music Videoを受賞している。