1970年代から80年代初頭にかけて活躍したものの解散。しかし、2010年に再結成し、新たなサウンドともにシーンに舞い戻ったブリストル出身のバンド:ザ・ポップ・グループが、先月再結成以来2枚目となるアルバム「Honeymoon On Mars」をリリース。
今回その収録曲“Zipperface”を日本のベースミュージックシーンの先駆者で世界的に活躍するGOTH-TRADがリミックスした。


ザ・ポップ・グループはポスト・パンクを核に、ダブやファンク、フリー・ジャズの要素を融合させた音楽性で知られ、のちの90年代に勃興したトリップホップやブリストルサウンドにも影響を与えた。最新作「Honeymoon On Mars」では、デビューアルバム「Y」以来37年ぶりにUKダブの巨匠デニス・ボーヴェルとコラボ。さらにパブリック・エナミーの初期3作品のプロデュースを務めたプロダクション・チーム、ボム・スクワッドの一員であったハンク・ショックリーもプロデュースを手がけている。

そんな彼らの楽曲を今回日本人アーティストGOTH-TRADがリミックス。その経緯は、ザ・ポップ・グループのリーダーでボーカルのマーク・スチュワートがかねてからGOTH-TRADの才能に一目置いていたことがきっかけとなり実現したという。
マークは今月公開されたインタビューでも今注目すべきアーティストとしてGOTH-TRADを紹介している。

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The Pop Group
『Honeymoon On Mars』
Victor Entertainment