オランダ出身の神童:マーティン・ギャリックスにとって、この1年はなんと驚きに満ちた年だっただろうか。

彼は、米ソングライターでプロデューサーのベベ・レクサとの大ヒット曲“In The Name Of Love”と共に、DJ Magのランキング「Top 100 DJs」で世界ナンバーワンDJとして認知され、シーンにおいて不滅の存在となったようだ。音楽情報サイト“Radio and Music”での最新のインタビューで彼は、創作活動や制作におけるプロセス、インスピレーションの源、音楽業界とシーンにおける自身の未来像について明らかにしている。

このインタビューにおけるマーティン・ギャリックスの回答は、比較的シンプル且つ端的だ。にもかかわらず、鋭い洞察力をもつこの若き天才児のアーティスト性と、彼の音楽に対する情熱の在処を我々に提示している。

インタビューで彼は、創作活動や制作におけるプロセス、現在の状況について
「僕の創作活動のプロセスは、毎回違うんだ。全てのもの・ことが僕をインスパイアしてくれるよ」
と答えている。

その後、彼が最も気に入った自身のライヴの話題となると
「この前のインドのコルカタでのステージは、本当に特別なものだった」
と語る。

また自身が考える最も影響されたアーティストとしてティエストの名をあげ、
「僕の中でのキング・オブ・EDM……つまり事実上のミュージック・モンスターはティエストさ。彼は僕に、音楽と音楽業界・音楽ビジネスについて数え切れないほど多くの事を教えてくれた」
とコメント。

さらには、自身がステージに立つ前の緊張感や、パフォーマンスに対する情熱を煽り高めることにおいて、どれほど自身が神経過敏であるかについても明言している。

「僕は、ステージに立つ時はいつだってドキドキしてる。それこそ僕がステージやライヴを最高に愛している理由のひとつでもあるんだ」

ギャリックスのフルインタビューは、下記URLの『Radio and Music』のWebサイトにて。

http://www.radioandmusic.com/entertainment/editorial/interviews/161202-i-always-get-butterflies-when-i-go