“あぁ……レアルが……”
つい先日、おなじみ本誌編集部Sがそう嘆いていました。

というのも、先週UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で三連覇中のレアル・マドリードが決勝トーナメント一回戦で敗退。まぁ、今年はクリロナ移籍にジダン勇退でリーガでもいまいち調子があがらなかっただけに図らずもって感じではないんですが。巷では監督交代が叫ばれ、その急先鋒にモウリーニョやセードルフの声が挙がっているものの、S曰く「士気が足りない、士気が! こうなったら(セルヒオ)ラモスが選手兼監督じゃー!」といきりたっていましたが、僕は現リバプール監督の(ユルゲン)クロップが最適だと思います。ただ、そううまくはいかないと思いますが……。

で、レアルと言えばスターもりもりの銀河系軍団。『フジロック』の第二弾ラインナップが発表され、今年もそんなレアルばりのリアルに銀河系です!

キョンキョンばりの“なんてったってケミカル”の他にもシーアやザ・キュアー、さらにはマーティン・ギャリックスやジェームス・ブレイクの出演が発表されていましたが、今回新たに28組がラインナップ。そして、アーティストの出演日も明らかに。

まず初日(26日)には、ケミカルにトム・ヨーク、ジャネール・モネイ、アン・マリー、ケイトラナダに加え、新たに復活のELLEGARDEN にBIGYUKI、KID FRESINO、ORIGINAL LOVE、サブリナ・クラウディオ、スガ シカオ、タイコの出演が決定!

なかでも注目はBIGYUKI。それこそ現代ジャズの代名詞ロバート・グラスパーと共作したり、怪物サンダーキャットのツアーに参加したり、ア・トライブ・コールド・クエストやビラルといったアーティストがその才能に惚れ込んだ天才日本人キーボーディストのステージは確実に必見。その才はレアルで言えば、技巧&創造性たくましいイスコばり!

そして、シーアやマーティン・ギャリックスが登場する2日目(27日)には、ASIAN KUNG-FU GENERATION、アンナ・ルノー、クラムボン、コートニー・バーネット、怒髪天、DYGL、EGO-WRAPPIN’、銀杏BOYZ、Tempalay、ソオー、さらにはジョナス・ブルーがラインナップ。

スペイン代表にまで選ばれたレアルの至宝マルコ・アセンシオさながらの勢いで昨年日本でも大ブレイクしたジョナス・ブルーが早くも苗場に。これもまた見逃せません!

最終日(28日)は、ヘッドライナーにザ・キュアー。そして、ジェームス・ブレイクにジェイソン・ムラーズといった実力派が登場する上に、Superflyやコメット・イズ・カミング、電気グルーヴ、KOHH、never young beach、フォニー・ピープル、スカート、TENDRE、toe、ヴォードゥー・ゲームと国内外から新旧様々ラインナップ。

やっぱり苗場に電気グルーヴは欠かせないでしょう。その存在感だけで言えばレアルにおけるルカ・モドリッチ(あくまで存在感だけ)。今年はどんなステージを披露してくれるのか楽しみです!

そんなフジロックは現在チケット第2次先行販売中。

最後のちなみに……僕のCL優勝予想はマンチェスター・シティで、Sは「こうなったらクリロナの四連覇、ユーヴェ(ユベントス)じゃー!」とのことでした。

FUJI ROCK FESTIVAL '19
www.fujirockfestival.com