毎年、音楽&エンターテインメント業界でも大きな話題になる、アメリカのアメリカンフットボール・リーグNFLの優勝決定戦:スーパーボウルのハーフタイムショー。

アメリカンフットボールと言うと、日本での人気はそこまでですが、アメリカでは野球、バスケットボールと並ぶ超人気スポーツ。
特にこのスーパーボウルは、毎年全米でも注目を集め、テレビ中継は軒並み年間最高視聴率を記録(50%以上!)。
今年はデンバー・ブロンコスとカロライナ・パンサーズが相見えることになったわけですが、なんと勝敗の掛け金は過去最高の1億3250万ドル(日本円にして約152億円)にのぼったとか。

そんな大盛り上がりの試合だけに、ハーフタイムショーも毎年超豪華。

過去にはマイケル・ジャクソンスティービー・ワンダーエアロ・スミスブリトニー・スピアーズ、ポロリ事件で有名なジャネット・ジャクソンプリンスマドンナ(共演したM.I.A.がそのとき中指を立てたことが問題に!)など名だたるアーティストたちが出演。

昨年はケイティ・ペリー&レニー・クラヴィッツミッシー・エリオットが登場し大盛り上がり。

そして50回の記念大会となった今回はコールドプレイに加え、ブルーノ・マーズビヨンセが登場。

ちなみに、試合開始前の国歌斉唱を務めたのはレディ・ガガ
何かとお騒がせキャラの彼女だが、今回のパフォーマンス、その歌声には各方面から絶賛の声があがっていてこちらも必見。

そして肝心のハーフタイムショーは、コールドプレイが日本でもCM曲として使われ人気のスーパーヒット曲“Viva La Vida”に“Paradise”、さらには最新作から“Adventure Of A Lifetime”を熱唱。

その後ダンサーを引き連れステージにあがったブルーノ・マーズが、昨年大ヒットしたマーク・ロンソンとのビッグ・アンセム“Uptown Funk”を歌い上げビヨンセへとバトンタッチ。

すると、なんと彼女は前日フリーダウンロードでサプライズ発表した新曲“Formation”を披露。大舞台に向けて新曲を仕込むあたり、さすがビヨンセ。
しかも、この後すぐにワールドツアーを発表したり、オフィシャルサイトで新作グッズを販売したりと、絶妙なプロモーションには頭が下がる。

さらには“Crazy In Love”をマッシュアップしつつ(もちろん会場は超盛り上がり)、3者がステージに集結し再び“Uptown Funk”からのコールドプレイの“Clocks”(バックには過去のハーフタイムショーの映像が流れてた!)。

そして、ラストは3者夢のコラボでコールドプレイの名曲“Fix You”で大円団。
わずか15分足らずの時間ながら本当に濃密なステージ。さすがは全米一の舞台だと再認識。

ちなみに、スーパーボウルの前後にはたくさんのパーティが開催され、そこにはティエストやアヴィーチー、アレッソなどがプレイするなど、本編だけでなくその周辺までお祭り感満載。
それもまたアメリカらしいし、うらやましい!