シアトルを拠点に活動するクレイトン・ナイトとハリソン・ミルスによるユニット:オデッザが2014年発表の出世作「In Return」以来となる最新アルバム「A Moment Apart」をリリースした。

彼らは筋金入りの音楽ファンの集まるメディア『Hype Machine』でブレイクするやいなや、Spotifyでは5億再生、YouTubeでは4億再生と億超えの再生数を叩き出し一躍時代の寵児に。

さらには、オフラインでも人気を博し、2015年以降の単独公演はすべてソールドアウト。コロラド州レッドロック野外劇場にて行われた2デイズ公演では、約2万枚のチケットを一時間以内に完売させたほどである。

JGBAJSEL---ODESZA-REDROCKS-LIVE---P24

そのサウンドはエレクトロ〜インディーポップ、チルウェイヴ、アンビエントなど様々な要素を内包。『HMV』のインタビューでハリソンは
「その2つのスタイルが俺達だったんだと思う。俺がチルアウトな方で、クレイがダンスの方。
俺達が最初出会った時、作ろうとしていたのはそういう音楽だった。ヘッドフォンでも聴ける音楽で、ライヴで聴いたら踊れるような音楽」

と語っているが、2人の紡ぐ楽曲はダンスフロアとホームリスニングでの機能性が高次元で両立している。

_MG_32

そんな彼らのサウンドがより美しく、メロディアスに進化して帰ってきた。
インディーフォーク〜ロックシーンの気鋭バンドボン・イヴェールを思わせる歌声のオーストラリアのシンガーソングライター:ライ・Xをはじめ、本作にはリオン・ブリッジズやレジーナ・スペクターといった近年グラミー賞にノミネートされている実力派が客演。さらに国内盤CDには話題沸騰中の日本人トリオyahyelがリミックスを提供している。必聴!

ODESZA---A-MOMENT-APART-PACK-SHOT
ODESZA
『A Moment Apart』

Beat Records / Counter Records
発売中