「The Do-Over」というパーティをご存知だろうか?
2005年にLAで産声を上げたサンデーアフターヌーン・パーティで、入場無料のフリーパーティにも関わらず、毎回、ミステリーゲストと称される凄腕DJが参加する。
そんなスタイルが世界的に人気を博し、いまではLAを中心に、マイアミ、パリ、ブラジル、ロンドンなどで開催。
そして来る9月14日、5度目の日本上陸を果たす。

 

世界中にはあの手この手の趣向を凝らしたイベントがいっぱい存在する!
砂漠のど真ん中で開催されるアートフェス「BURNING MAN」やメキシコのマヤ遺跡を舞台に繰り広げられる魔術めいた「DAY ZERO」など、これまでに本誌でもその一端を紹介してきた。
しかし、そんなイベントは残念ながら日本では体感することが難しいのが現状……と思われている方も多いだろう。
しかし、日本でも海外の最先端イベントを楽しむチャンスがある! それが、いま世界中で話題沸騰中の大人気パーティ「The Do-Over」である!

 

同パーティは05年にハリウッドで、DJ兼デザイナーのクリス・ヘイコックとストーンズ・スロウの元マネージャーであるジェイミー・ストロング、そしてアヴィーチーの大ヒット曲“Wake Me Up”などで知られるシンガー:アロー・ブラックをホストMCに迎えてスタートした。
LAでは珍しいサンデーアフタヌーンでの開催、そして入場無料ということもあり、あっという間に大きな人気を博すこととなった。
さらに、その出演陣に秘密が隠されている。毎回複数組が出演するゲストDJは“ミステリーゲスト”と称され、事前に一切告知されることはない。実際に会場に足を運ぶまで誰が出演するのかはわからない仕組みになっているのだ。
“何かすごいことが起こるのは知っているけど、それが何かはわからない”という期待と興奮、しかも無料! これが同パーティの最大の魅力だろう。

その「The Do-Over」が9月14日に東京で開催される。ぜひ、パーティ名物のサングリアを片手に、ひと味違ったパーティを思う存分に楽しんでもらいたい!

 

世界各地を席巻する『The Do-Over』レポ

##MIAMI

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通常は夏場に限定的に開催される「The Do-Over」だが、マイアミでは毎年3月に開催。そう、世界的音楽コンペティション「WMC」の時期に合わせている。
世界中のトップレーベルやDJ、アーティストが集結するこの時期のマイアミでも、ガッツリと存在感を示し、サングリアの美味しさも再認識させてくれた。

 

##PARIS

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2012年・13年はオシャレなパリッ子たちも「The Do-Over」に熱狂した。
2012年の開催では、地元フランスのラップ集団TCCからテキ・ラテックスが参加し、J・ロック(出演率高し!)、ニコデマス、オーサー・キングらも出演。濃い~グルーヴに「The Do-Over」の名物ドリンクであるサングリアの杯も進んだようだ。

 

##BRAZIL

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FIFAワールドカップでの盛り上がりも記憶に新しいブラジルでは、ちょうどW杯の開催時期に合わせて、サンパウロとリオデジャネイロで「The Do-Over」も開催。
J・ロックとコスモ・ベイカーが出演し、ジャンルをクロスオーバーしたプレイで、世界各国から集まったオーディエンスのハートをしっかりと掴んだ。

 

##LONDON

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今年の8月10日にはロンドンでも「The Do-Over」が開催された。
場所はロンドンでも人気の高いイベントスペース:The Old Baths & Cre8 Galleries。原稿執筆段階ではゲストの詳細は明らかではないが、2012年に開催されたときは、ミステリーゲストにクウェストラブ(ザ・ルーツ)、J・ロックなどが登場した。

 

 

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