DJトリオUnited Future Organization (U.F.O.)のメンバーの一人として、90年代に日本のクラブ・ジャズシーンのパイオニアとして活躍した松浦俊夫。
2002年よりソロで活動を続けている彼がキャリア30年で初となる自己名義(TOSHIO MATSUURA GROUP)を冠したアルバム「LOVEPLAYDANCE」をリリースする。

アルバムでは、バイロン・モリス&ユニティによるジャズダンス・クラシック“Kitty Bey”(1974年リリース)や2010年に発表されたフライング・ロータスの楽曲“Do The Astral Plane”など、自身のDJキャリアにおけるマイルストーン的楽曲7曲をカバー。アシッド・ジャズムーブメントの中心的役割を担ったジャイルス・ピーターソンの監修のもと、ロンドンでレコーディングが行われた。

カバー曲に加えて、U.F.O.在籍時の代表曲“Loud Minority”の進化形といえるオリジナル曲“L.M. II”も収録される。

松浦は本作について
「アシッドジャズの誕生から30年が経ち、これまでに多くの名作が生まれてきましたが、特に日本では若い世代にシーンがうまく引き継ぎが出来ておらず、これを機にこれらの作品及びアーティストが再評価されることを願っています。
ただ、単なるノスタルジックな気持ちになるようのものではなく、現在そしてこれからのシーンを牽引するアーティストたちを巻き込んで作りました」

とコメントしている。

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TOSHIO MATSUURA GROUP
『LOVEPLAYDANCE』

Universal Music
3月7日発売