90年代に巻き起こった米ヒップホップ東西抗争の末に、1997年に23歳の若さで銃弾に倒れたレジェンド・ラッパーのビギーことノトーリアス・B.I.G.の半生を描いた公式ドキュメンタリー映画が制作中だとか。
タイトルは『Notorious B.I.G.:One More Chance』になる予定で、ビギーの母親であるヴォレッタ・ウォレスさんが制作に関わっているという。
映像系ニュースサイト『Variety』によると、今作は2月13日に行われた『Berlin Film Festival』で初めて発表され、ビギーの音楽と彼の作品が世界に及ぼした影響を探求する内容となっているということだが、具体的にはまだ詳細ははっきりしていないという。
今年は、ビギーがこの世を去って20年目という追悼メモリアル・イヤー。この節目の年に、このドキュメンタリー映画を含む、彼に関する複数のプロジェクトが進行中で、5月には、ビギーとその元妻でシンガーのフェイス・エヴァンスによるデュエット・アルバム「The King & I」がリリースされる予定とのこと。
往年のファンにとっては楽しみな1年となりそうだ。