——昨年『SENSATION』は日本に初上陸を果たしましたが、日本で開催することになった一番の理由は?
『SENSATION』は全世界でやっていきたいんだけど、なかでも日本は大切な場所だと思ってる。なぜならダンスミュージック市場がとても大きいし、ファッションの文化も優れているからね。
——実際開催してみてどうでした?
去年のテーマは“Wicked Wonderland”だったけど、盛り上がって本当によかったと思ってる。そして、ファッション面に関しては日本が世界で一番素晴らしいと思ったね。
今年もファッションが楽しみだけど、“INNERSPACE”というテーマのもと行われるショーの演出が一段と素晴らしいから、みんなには楽しんでもらえると嬉しいね。
——その“INNERSPACE”は、『SENSATION』というイベントにおける最も象徴的なテーマと言われていますが、それはどんなものなんでしょう?
ストーリーというか、踊るのが好きな人たちがイベントを終え、会場から離れる際に“なんて最高だったんだ!”と思えるようにするガイドラインが“INNERSPACE”の中にはあるんだ。
——今回は唯一のレジデントであるミスター・ホワイトを筆頭に、スティーヴ・アンジェロ、イエロー・クロウ、トム・スター、ヤックスXと5人のDJがプレイしますが、このラインナップに関してはいかがですか?
この5人のDJたちのは、コンセプトをよく解ってる。彼らがそのコンセプトをしっかり引き出すことができれば、とても素晴らしいことになるね。5人がバランスよくプレイし、一丸となる。それが最高のショーの演出になると思うよ。
——2回目となる今回は昨年からどんな進化を見せてくれるのでしょう。大きな変化があれば教えてください。
まずプロダクションの面で言えば、“INNERSPACE”は一番最高のショーであり、最先端の技術を使用する。LED電球を天井から吊るすんだけど、それは特別なことなんだ。
その他の部分で昨年との大きな違いは、ホスピタリティだね。トイレの数を2倍にしたり、女性のためにパウダールームを設置するよ。