先日、9月3日(土)幕張メッセにて開催が発表された『SENSATION』。

今年も再び日本で世界一美しい白の祭典が行われることになったわけだが、この『SENSATION』における重要なファクターがテーマ。

毎回、これに基づきその内容が決定するというが、今回の発表ではそれも解禁。
昨年の“Wicked Wonderland”に続き、今年は“INNERSPACE”となることが決定した。

“INNERSPACE”、そのコンセプトは“純真”と“混沌”の狭間に存在し、その世界は“記憶”と“夢”で想像されるゴールまでの7つの段階の旅。

そして、この一夜に開放され、過去でもなく、未来でもなく、今を祝福する……とされているが、その内容は果たして……。

今回はそんな“INNERSPACE”について知るべく、過去に世界各地で開催された模様を紹介していこう。

『SENSATION』は2000年に誕生して以来数多くのテーマのストーリーが設けられているが、この“INNERSPACE”はその中でも代表的なひとつ。

2011年に本家アムステルダムで開催され、そのときは唯一のレジデントであるミスター・ホワイトをはじめ、フェデ・ル・グランド、マーティン・ソルベグ、アフロジャック、サンダー・ヴァン・ドゥーンらが出演し大きな盛り上がりを見せた。

その後、スペインはバルセロナやデンマークのコペンハーゲン、ベルギーのハッセルト、ウクライナのキエフ、セルビアのベオグラード、チェコのプラハ、ロシアのサンクトペテルブルク、ノルウェーのオスロ、アメリカのニューヨーク、チリのサンティアゴ、ブラジルのサンパウロ、南アフリカのヨハネスブルグなどで開催。

近年も2015年にカナダのケベックやメキシコのモンテレイで行われ、その数世界15カ国以上。
いずれも各国で高い人気を博している。



昨年のケベックでは、ミスター・ホワイトはもちろん、ニッキー・ロメロやDJスネイクらが出演。

そして、メキシコ・モンテレイではミスター・ホワイト、YAX.Xにダッシュ・ベルリン、DJスネイクらが登場した。

『SENSATION』のラインナップは、有名無名問わずショーのコンセプトにあったアーティストが選ばれるとのことなので、今年の『SENSATION JAPAN』の出演者も期待せずにはいられない。


上記の映像でもさすが『SENSATION』と言わんばかりに、どれも一大スペクタクルが催されているが、この“INNERSPACE”とは何なのか。

2011年に公開された“INNERSPACE”に関する映像では、“私はここにいる”、“感じる”、“行動する”、“愛する”、“語る”、“見る”、“理解する”と意味深なキーワードが数多く並び、ともするにこれはより五感を刺激し、自身の存在を確かめ、そのコンセプトにもあるように自身を解き放つ、いわばおとぎの国をモチーフとした“Wicked Wonderland”以上に開放的で享楽的な空間が産み落とされるということではないか。

そして、「ゴールまでの7つの段階の旅」とあったように、それは7人のアーティストなのか、もしくは7つの演出なのか、一夜に渡って7つの驚きが用意されているということだろう。

果たして、今回の日本ではどんな世界が催されるのか、今後の情報を楽しみに待ちたい。


ちなみに、今年アムスで開催される『SENSATION』のテーマは“ANGELS AND DEMONS”

どうやら、今回は純白の世界に漆黒が入り交じる、これまでにない世界となりそうだが、そのラインナップも先日発表され、オランダ発の若きスター:サム・フェルドをはじめ、ミスター・ホワイト&YAX,X、ロビン・シュルツ、デヴィッド・ゲッタ、ニッキー・ロメロ、ドン・ディアブロ、イエロー・クロウと豪華な面々が集結。

新たなステージを見せる『SENSATION』はやはり注目だ。

SENSATION-JAPAN-2016-

EVENT INFORMATION

SENSATION INNERSPACE

2016.09.03(SAT)

MAKUHARI MESSE

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