2019年も早いものでもう3月……。3月と言えば“卒業”ですが、時代によって卒業ソングは変わるもの。
荒井由実(ユーミン)の“卒業写真”を真っ先に挙げる本誌編集部Sはさすがアラフォー。そして、何を思ったかその後すぐにSPEEDの“MY GRADUATION”を挙げていましたが、若ぶったつもりがそれがいかにもアラフォーっぽい(笑)。

とはいえ、かくいう筆者も最近の卒業ソングはわからず……。ただ、ひとつ言えるのはやっぱり卒業式と言えば“大地讃頌”。もしくは“翼をください”……。

あげましょう、翼を! ってことで(超強引ですが)、『RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2019』のラインナップが発表されました。

今年は卒業後すぐの4月8日(月)から20日(土)にかけて行なわれる本祭。約2週間で7つのイベントが開催され、そのラインナップがまた結構なお手前で。

本誌の注目は、イラン出身で現在はオランダを拠点に活躍中のセブダリザの初来日(4/8@青山Spiral Hall)。エレクトロニック〜トリップホップ、オルタナティブなサウンドで話題の彼女のパフォーマンスは楽しみなところ。

東京ドーム ローラースケートアリーナで開催のローラースケートディスコには、モダンファンクの帝王デイム・ファンク(4/19)。

米のヒップホップシーンにも一石どころか二石も三石も投じ、現在も躍進を続けるアジア発のメディアプラットフォーム88risingとコラボしたイベント(4/10@渋谷WWW X)には、August 08をはじめAwich、Jin Dogg、CIRRRCLEが登場。

さらには、新宿二丁目発のファッションパーティー「fancyHIM」が渋谷に上陸し、海外からモデルにDJ、ドラッグクイーンが来日(4/12@渋谷Contact)。

また、4月13日開催、直前まで会場非公開のウェアハウスパーティにもミニマルウェイヴ/コールドウェイヴの才媛に実験テクノプロデューサーが参戦。

その他にも超個性的なイベントが多々催されるなか、最終日4月20日には都内随一の名所、浜離宮恩賜庭園でアンビエントと光の壮大なフィナーレが。

とにもかくにも世代を越え、ジャンルを越えたラインナップに溢れるイマジネーション、ツバサ授けまショーン。今年の『RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO』も期待大です。


RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2019
www.redbull.com/tokyo/