アメリカ政府が、外国のアーティストが同国で活動するために必要なアーティストビザの申請手数料を2016年12月より引き上げることを発表した。

この新手数料は全てのアーティスト活動者に必ず適用されることとなり、もちろんDJも例外なくその対象だ。12月23日より本格的に実施され、音楽情報サイト「Pitchfork」によると、現在の325ドル(約34,000円)から460ドル(約48,200円)に、およそ42%引き上げられる。

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この決定に対して、カナダ連邦のミュージシャン達からは「財政的にも受け入れがたい重い決定だ」と早くも不快感と憤慨が続出。
アメリカでライヴやツアーを行うアーティストや興行を運営するプロモーターにとっては、この費用を捻出しなければならないわけで、小額とは言え引き上げに難色を示すのも頷ける。

果たして、この法改正がもたらすのは好影響か悪影響か。今後の動向が気になるところだ。