その他にも、SNSでは罵詈雑言、文句たっぷりながら世界中の名だたるフェスを魅了している初日のトリのデッドマウスは今年ULTRAとともにワールドツアーを展開し、そのラストとなるのがこの『ULTRA JAPAN』。

韓国、ヨーロッパ、シンガポール、台湾と来て、その有終の美となるステージは当然ながら見逃せないし、
今年もヒット曲を量産した実力者W&Wやカイゴ2世とも目される今年デビューした新鋭グリフィン。さらには気鋭プログレッシヴハウサー、トム・スウーンなど、とにかくヤバいULTRA MAIN STAGE。


とはいえ、『ULTRA JAPAN』はULTRA MAIN STAGEだけでなく、その他にも2つの魅力的なステージがある。そのひとつが昨年からスタートした“RESISTANCE”

初見の方のために簡単に説明しておくと、“RESISTANCE”とはメインストリームのEDMに対するアンダーグラウンドなハウス、そしてテクノのこと。
そんな“RESISTANCE”では気鋭日本人DJたちも多々プレイしつつ、初日にはアンナリブート、そして才媛ニコル・モウダバーが登場。
ナイジェリア生まれのレバノン育ちという、異色の出自ながらこれまで“Let Go”や“Hair”といったヒット曲を残し、カール・コックスをはじめとする巨匠たちもみなニコルの才能には首ったけ。
エキゾチックなビジュアルとは裏腹のワイルドなプレイは必ずや“RESISTANCE”を湧かせてくれるはずだ。新たな音楽との出会いを求めるなら、この“RESISTANCE”は足を運ぶべき。

そして、もうひとつのULTRA PARK STAGEでは韓国勢とともにTJOKIKIORIXら現場に即した日本人アーティストが集まるなか、意外だったのがCALM
アップリフティングなDJが多いなか、チルアウト〜バレアリックの名手がここにラインナップされる意図とは……それはより幅広い音楽性の拡大を示唆するとともに、リラクシーな空間作りを目指す礎なのか気になるところであり、これが今回どうコミットするのかはぜひ見届けたいところ。

全3ステージ、初日の見所をダッシュで紹介してきたが、次回はハードウェルやナイフ・パーティらが登場する2日目の見所を紹介。お楽しみに!

EVENT INFORMATION

EventTitle”ULTRA JAPAN 2016″

2016.9.17.SAT〜19.MON

OPEN 09:00

TOKYO ODAIBA ULTRA PARK(Odaiba)

GA3日通し券(¥39,000)
GA1日券(各日1日券 ¥13,000)
VIP1日券(各日1日券 ¥30,000)

【DJ】deadmau5 / DUBFIRE / Knife Party / KYGO / Hardwell / Martin Garrix / NERO / DJ SNAKE / Tiesto / ZHU / ANNA / ART DEPARTMENT / CARNAGE / FEDDE LE GRAND / GALANTIS / GRYFFIN / JAUZ / marshmello / MATADOR / NIC FANCIULLI / NICOLE MOUDABER / REBOOT / SHADED LIVE / SHOGUN / technasia / Thomas Jack / W&W / ALYN / banvox / Calm / DAISHI DANCE / EITA / DJ HOKUTO / JUSTIN OH / KEN ISHII / DJ KENSEI / KIKIORIX / KSUKE / LICAXXX / DJ MAAR / MITOMI TOKOTO / MOTI / NAOKI SERIZAWA / DJ NORI / DJ OGAWA / OSAMU M / RAIDEN / SEKITOVA / SHINICHI OSAWA / TAAR / Takkyu Ishino / TJO / TOM SWOON / YAMATO and more

http://ultrajapan.jp

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