怒濤のGWが終わったと思ったら次に控えるは『EDC Japan 2019』(5月11日(土)&12日(日)開催!)。
今年で3回目となる本祭の魅力、そして見所を一挙紹介。会場に行く前はもちろん、会場内でもぜひ参考に。

①そもそもEDCとはなんぞや?

一言、世界最高峰のダンスミュージックフェスティバル!
出演者もスゴけりゃ、ステージや演出、装飾、世界観、アートもたっぷり、しかも全てにおいてハイクオリティ。

1997年にロスで生まれ、その後ラスベガスへと拠点を移し世界展開。現在は通年世界で100万人以上を動員し、なんと本家ラスベガスにおける経済効果は13億ドルもあるとか!

©︎Jake West for Insomniac

②二度とは見られない、ドリームラインナップ

今年もスーパースター勢揃い、それこそアベンジャーズさながらのラインナップ。
ダンスミュージックファンならタイムテーブルを観ただけでも垂涎もの。

③まさにジャンルレス、楽しみ方いろいろミラクル4

用意されるは4ステージ。ざっくりその音楽性を紹介すると……
メインとなるkineticFIELDは基本EDMにトランス、ハウス。
ビーチのcosmicBEACHはベースミュージックにトラップ、ヒップホップ。
そして、neonGARDENはハウスにテクノ。
移動型ステージboomboxARTCARはなんでもありで、アットホームな雰囲気が特徴。しかも、今年はグラフィック・アーティストVERDYプロデュースによりひと味違った感じに。

④制作費数億円!? 驚愕必至のkineticFIELD

メインのkineticFIELDは、毎回趣向を凝らした圧倒的スケール感のステージが魅力。それこそその大きさは、過去には幅100m、高さ30mと超巨大。

ちな、2016年には本家のメインステージ制作費だけで約3億円かかったとか。
しかも、そこからレーザーガンガン、火炎放射器にスモーク、LED、背後に花火。ステージ上にもダンサー登場とまさにエンタメ最前線。

⑤究極の選択に寄せて…アドバイス

豪華ラインナップの中でも、各日のトリはスーパースターそろい踏みで誰をみればいいのか迷っちゃう人が多いハズ。そこでFLOOR視点でワンポイントアドバイス。

初日は、昂揚感&一体感を味わいながら音楽に陶酔したいならkineticFIELDトランスの帝王アーミン・ヴァン・ブーレン。
刺激的なサウンドでゴリゴリ攻められ揉まれ狂いたいならcosmicBEACHのスクリレックス。
一心不乱にテクノりたいならneonGARDENのマルセル・デッドマンで。

2日目は、EDM好きならkineticFIELDのティエスト。熱狂至上主義ならcosmicBEACHのメジャー・レイザー。ナウでモダンなハウス&テクノに浸りたいならneonGARDENのペギー・グー!

⑥その男、凶暴につき…待望の初来日!

今年の秘かな目玉のひとつは、初来日となるエクシジョン(初日のkineticFIELDに登場!)。その音楽性たるや超破壊的かつ凶暴極まりなく、そこにオーバーラップする映像やキレキレの演出は世界中で中毒者続出中。刺激を求める人は確実必見。

⑦アラフォー感涙! レジェンドにも要注目

今年は往年の名手が多数出演。それこそトランス界のレジェンド、アーミン、ティエスト、ポール・ヴァン・ダイクが一堂に会するなんて奇跡的だし、そこにジョシュ・ウィンクまで着ちゃって、まさにアラフォーホイホイ。

⑧EDMだけじゃない! ヒップホップもあるよ!

昨年からの大きな違いは、幅広くなった音楽性。今までダンスミュージックフェスではあまり見られなかったヒップホップ勢も多数参戦。
海外からは米の人気ラッパー:フューチャーに韓国発いまやアジアのスター:ジェイ・パークも参戦(しかもユートロンと!)。国内からも気鋭AwichらのYENTOWN勢、そしてAK-69のステージは日本のヒップホップの歴史的邂逅に。

⑨美味・映え・まったり、特別席もあり!

ステージ以外にも会場内にはいろいろあって、もちろんフードは充実、インスタ映えなフォトスポットもあり。
はたまたビーチもあって、今回はスケボーパークや「Ploom TECH」「Ploom TECH+」ユーザー専用のデッキがあったりも。
その他にも会場内にはアートもあって散策しているだけでも楽しめる。

⑩なんといっても、主役は“あなた”!

豪華な出演者を揃えながらも、EDCの理念としては主役となるのは参加者自身! 楽しまなきゃソン!

最後に……

今年はこれまで以上に幅広い音楽性を網羅している『EDC Japan 2019』。その背景にあるのは、きっと新たな音楽との出会いや気付き。
みんなで盛り上がるのも結構だけど、音楽の聴かず嫌いはもったいない。

それこそスーパースターのDJセットも多様化し、EDMにヒップホップも一緒くた。今こそオープンマインドにいろいろなステージを巡り歩くのもオツなもの。きっとフレッシュな出会いがあるハズ!