昨年日本に初上陸を果たし、2日間でのべ8万4千人を動員した『EDC Japan』。
今年もすでに5月12日(土)、13日(日)に昨年同様千葉県・幕張ZOZO マリンスタジアム&幕張海浜公園 EDC 特設会場での開催が発表されているが、その第一弾ラインナップがいよいよ明日2月16日(金)に発表に。そこで、今回は昨年の傾向&今のシーンの流れや本家『EDC Las Vegas』の出演者を鑑み、ラインナップを大予想!

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『EDC Japan』の魅力をさらっとおさらい!

そもそも、『EDC(Electric Daisy Carnival)』と言えば、1997年にアメリカ・ロサンゼルスで誕生して以来、着実にダンスミュージックファンのプロップスを高め、2010年には現在の開催地となるラスベガスへ。
旬のアーティストを集めたそのラインナップはもちろんのこと、会場の圧倒的なスケール感、さまざまな仕掛けを擁した他にはない唯一無二のエンターテインメント性で世界中のフェスラヴァーを魅了。

そして、いまやワールドワイドな展開をみせる世界最大のダンスミュージックフェスであるというのは言わずもがな。

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『EDC Japan』も昨年、初回にしてチケットは即完。その期待度はハンパないものだったが、開催当日も前述の動員数からしてもわかるように、熾烈極まりない盛り上がり。ちなみに、そんな昨年のラインナップと言えば……

DJ MAGの世界人気DJランキング「Top 100 DJs」で2016、2017年と二連覇中の現行世界NO.1 DJ:マーティン・ギャリックスを筆頭に、ゼッド、アクスウェル・イングロッソ、アーミン・ヴァン・ブーレン、アフロジャック、マシュメロ、さらにはファットボーイ・スリムなど、錚々たるラインナップを実現。世界にひけをとらない、日本でも過去に例をみない豪華アーティストたちの共演にオーディエンスは歓喜した。

そして、今年。そんな『EDC Japan』のラインナップがいよいよ明日2月16日(金)に公開に! そこで、今回FLOORではそのラインナップを予想してみたのだが……あくまで予想なので外れてたらゴメンナサイ!

まずは本家『EDC Las Vegas』の今年のラインナップから予測

5月18〜20日に開催の本家『EDC Las Vegas』のラインナップも本日2月15日に発表され、そこにはマーティン・ギャリックス、ハードウェル、アーミン・ヴァン・ブーレン、アフロジャック、カイゴ、ゼッド、ディプロ、ティエストら流石な顔ぶれが。

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まず期待したいのが、昨年も出演したマーティン・ギャリックス。近年レーベルSTMPD RCRDSが絶好調で、なおかつマーティン自身もGRXやエリア21といった別名義でのリリースも盛んな彼の最新サウンドをぜひ『EDC Japan』の大舞台で体感したい。

二年連続なので確立は低いかもしれないが、本国とのリレーションを期待したい。

今年リリースの“The Middle”もヒットしているゼッドは、日本でも大人気なだけに彼もまた二年連続で……と悩みつつも、3月に来日公演が控えているので、今回は未出演一択で。

その一方で、トロピカルハウスの雄カイゴの来日には期待が高まる!

このほかの本家出演組で『EDC Japan』出演が予想されるのは、つい先日新作「FUTURE」をリリースしたばかりのフューチャーハウスの雄ドン・ディアブロ。年末カウントダウンで来日したばかりだが、彼は昨年『ULTRAには出ない!』発言をしているだけに、ならば『EDC』で! と思うのも当然のこと。

また、フェスと言えばペンデュラムやサイケ〜トランスの雄ビニ・ビチもアツイ。
さらには、これまた昨年話題となったポーター・ロビンソンの新名義ヴァーチャル・セルフ。『EDC Japan』で日本初お披露目というのも可能性が大きい。

そして、今年の『EDC Las Vegas』で話題を集めそうな新鋭最注目株アラン・ウォーカーも。昨年も来日しているが、ぜひ今度はフェスの大舞台で観たいと思っている人が多いことだろう。

大舞台で! という意味では、昨年のグラミー賞アーティスト:フルームや久々のカシミア(『EDC Las Vegas』出演)。一方、新鋭で言えば、マイク・ウィリアムズ、マーティン・ジェンセン、ブルックス、メストあたりも気になるところ。

最新作のリリースを控える気鋭アクト達の来日はあるか?

その他、ドン・ディアブロ同様アルバムリリース組も出演濃厚。

1月にはケーゾーやアバヴ&ビヨンド。年内リリース予定ではオーケイやアリソン・ワンダーランド、ジョーズ、ディロン・フランシス、カシミア、イエロークロウ、デッドマウス、スクリレックスらの名前が様々なメディアに挙がっているが、この中から選ぶとなるとリリースしたばかりのケーゾーにアバヴ&ビヨンド、オーケイに久々のディロン・フランシス、そしてアリソン・ワンダーランドなどが本命視。

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アリソンは昨年FLOORが行なったインタビューで『EDC』が大好きと言っていただけに、今年こそはジャパンにも出るのではとド本命。

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女性アーティスト繋がりでは、今注目のレズなんかも(所属するmau5trapのボス:デッドマウスも観たいけど、なさそう……)。ケーゾーにオーケイといった、昨今のフェスには欠かせないトラップ系では、『EDC Las Vegas』にも出演するサン・ホロも満を持してぜひ観たい。

また、手堅い実力派勢としては、カスケード、W&W、ダッシュ・ベルリン、ダブス、クインティーノ、ヴィナイ、フェデ・ル・グランド、サム・フェルトなどもいるが、どうなることやら。

しかもEDCといえばアーティスト同士のB2Bといった嬉しいサプライズブッキングも!是非、日本でも胸熱コラボレーションに期待したい。

最終的にFLOORが予想する『EDC Japan』第一弾ラインナップは……

以上を考慮した上でFLOORの予想は……

★マーティン・ギャリックス
★カイゴ
★ドン・ディアブロ
★ペンデュラム
★ヴァーチャル・セルフ
★アラン・ウォーカー
★フルーム
★カシミア
★マイク・ウィリアムズ
★ケーゾー
★アリソン・ワンダーランド
★レズ
★サン・ホロ
★カスケード
★W&W

とにもかくにも、『EDC Japan』のラインナップ発表は明日2月16日(金)。いずれにせよ、豪華でアッと驚く顔ぶれが並ぶに違いない!

昨年は『EDC』の顔とも言える、超巨大なフクロウのステージkineticCATHEDRALをマリンスタジアムにそのまま移設したkineticFIELD。さらにビーチには心地よい風に吹かれながら熱狂の渦に落とし込んだcircuitGROUNDSなど、日本のダンスミュージックファンに『EDC』の魅力を存分に魅せてくれたが、2回目となる今年は、さらなるパワーアップを果たし、オーディエンスを至極のエンターテインメント空間に誘ってくれるハズ。なんてったって、『EDC』のヘッドライナーは“あなた”! オーディエンスこそがヘッドライナーなわけで。

今年も期待大の『EDC Japan』、明日のラインナップ発表をお楽しみに!