ロンドンに拠点を置く、マスタリング・スタジオ、レーベルなどを運営するGearbox Recordsが、Kickstarterにて、いわゆる伝統的なアナログ・プレイヤーとデジタル・ストリーミング技術を結合させた未来型ターンテーブルをローンチする。

Kickstarter内で公開中のビデオ内における、開発チームの説明によると、
「ヴァイナルがまた人気を再燃させているが、ユーザーには、同時にデジタルも楽しみたいという流動的な意識もある。
これは、いわゆる自動ストリーミングhifiターンテーブル。アナログとデシタルの架け橋であり、双方を同時にスムーズに楽しむことができる可能にする次世代型のターンテーブル」

だという。

この”Gearbox Automatic”と呼ばれる画期的なシステムは、Bluetoothとwifiを完備するとともに、真空管を併せもつのが特徴。さらには、アナログ音声をデジタルに変換する技術をもち、それらのトラックを自動的にSpotifyのプレイリストに追加する機能も備えているという。

Gearbox Recordsは、実際に動作するこのターンテーブルの試作品イメージを公開している。
同社によると、順調に資金が集まれば今年12月には出荷準備が整うといい、ターコイズのボディーとクリーム色の円盤部分が特徴のモデルが入手可能になるとのこと。

このキャンペーンが終わる2月1日までに、目標となるおよそ1200万円余りの資金が集まれば、生産工程に入るという。