『Tomorrowland』の通貨“パール”は、1パールが約1,2〜1,3€(約150円)。会場内には様々なフード、そしてグッズ(キャップやTシャツ、アクセサリーなど)が販売。

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「場内で買える食べ物はそこまで高くありませんでしたが、そのバラエティはとにかく豊富なので、なかには値の張るメニューもありました」(SHUNYA)

フードはベルギー名物のフライドポテトをはじめ、肉料理からアジアンテイストのエスニック料理まで、あらゆるフェス飯が味わえたが、やはり一番人気はフライドポテト(値段が安く、量も多かった)。

SHUNYAも実際に食べたところ、味も本格的でとてもおいしかったとのこと。

「食べ物に関して言えば、特に驚いたのはサラダの専門店があったり、アサイーボウルやココナッツウォーターを販売するお店、その場で絞ってくれるフレッシュジュース・スタンドなど、ヘルシーなお店が多かったこと。

会場内で配られる新聞にも“起きたらまずここでフレッシュジュースを飲もう!”と書いてあり、フェス全体がヘルシー志向という印象を受けました。

もちろんがっつり食べれるメニューもたくさんありましたが、ここまで選択肢のあるフェスも珍しいと思います」(SHUNYA)

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SHUNYAの話にもあった会場内で配られる新聞。それはパンフレットのような全日共通のものではなく、ここでは毎朝1日ごとに作られるのもスゴいところ。

しかも、その中身も日本で毎朝発売されているような新聞と同じぐらいのページ数があり、なおかつカラー。そのクオリティの高さには、初心者の誰もが驚くところ。

情報量も多く、前日のレポートに始まり、アーティストへのインタビューやDreamvilleというキャンプ地に宿泊している人たちの様子、さらには健康的な朝を過ごすためのヨガレッスンやスムージーが入手できる場所の説明など、様々な情報が掲載され、最後にテレビ欄のような形で当日のタイムテーブルが。

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Dreamvilleは、『Tomorrowland』内に設置されたテントサイト。参加者たちが口を揃えて絶賛するこのエリアも本祭の魅力のひとつ。

施設内にはシャワーやコインロッカーも完備され、ホテルと同等の心地よさ。一度はDreamvilleに宿泊してみたいところ。

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世界中から多くの人が集まる『Tomorrowland』。SHUNYA曰く、今年は日本人も多く見かけたとのこと。

18万枚のチケットが発売開始と同時に短時間で売り切れてしまうので、その年によって日本人参加者の数も変わると思うが、メインステージの前方には大きな日本の国旗が常にいくつも掲げられていた。

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また、会場内ではJupilerというビール会社とコラボしたビールも販売。しかも、トランスエディション、テクノエディションなど5種類のボトルがあり、デザインも 本祭の世界観にマッチしたものに。

その他にも LIPTONのアイスティーのカンにも 『Tomorrowland』のロゴがプリントされるなど、細部にまでこだわりが。

「今回「Rakuten.FM」の中継でご一緒させていただいた4年連続参戦中のTomo Hirataさんによると、毎年会期中必ずどこかで雨が降るといっていいぐらい、この時期は頻繁に雨が降るのですが、今年は初日終了後の深夜、ホテルへの帰り道で雨に降られただけで奇跡的に開催中は3日間ともに快晴。本当にラッキーでした」(SHUNYA)

今年も大きな盛り上がりを見せた『Tomorrowland』。
日本でもその片鱗を感じることができたが、いつか本祭が上陸することを願うばかりだ。

EVENT INFORMATION

Tomorrowland 2016

2016.7.22-24 FRI-SUN

Boom, Belgium

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