2008年から活動をスタート、2010年にダーティー・サウス、デイビット・ゲッタとの共作を含むデビューアルバム「Untill One」をリリースし、イギリスにおいてゴールド・ディスクを獲得。一躍ユーロ圏を代表する人気グループへと成長したものの、2013年、互いのソロ活動に専念する為、解散を公式サイトで発表したスゥエーデンのハウスユニット:スウェディッシュ・ハウス・マフィアに再結成の噂が浮上している。

このEDMシーンの驚異的ユニットが復活するという噂は近年、複数メディアにより何度も出ては消えを繰り返しているものの、先日新たに再結成の噂が浮上し、熱い視線を注がれていた。
彼らは、それぞれがスターDJであるスティーヴ・アンジェロ、アクスウェル、セバスチャン・イングロッソの3人で構成されており、グラミー賞ノミネートが2回、100万枚のチケットが即完売、という偉業を成し遂げてきただけに、この噂は周囲の期待度も大きかった。


解散後3人は、独立したソロ活動の中でもシーンにおいて存在感を遺憾なく発揮し続けているため、大きな喪失感を抱くことはさほどなかった。しかしながら多くのファンにとってその存在は忘れ難く、復活待望論は長く残っていたが、解散ツアーファイルをかざった2013年の 『Ultra Musilc Festival』以来、ユニットとして共にパフォーマンスしたことはなかった。

とはいえ今回の再結成の噂についても、長年彼らのマネージメントを務めていたトムソンは、
「スウェディッシュ・ハウス・マフィアの再結成はない」
と、Twitterでコメントすると共に、Billboard誌に伝えたという。

さらに続けて、
「もしそれがあったとしても、全くの私的な範囲のことに過ぎない。『Ultra Music Festival』でも彼らがプレイすることはない。再結成ツアーの計画も予定もない」
とした。

この再結成の噂の発端は、音楽情報サイト『Proximity』のYouTubeアカウントよって発信されたものだったが、いずれも即日削除されている。

また、アクスウェル、セバスチャン・イングロッソ本人も、
「再結成の予定もないし、そういった公式コメントも発表した覚えはない」
とBillboardに伝えたという。
アクスウェルも自身のTwitterでこの噂はガセと主張していた。

果たして、この3人による驚異的ユニットのパフォーマンスを観られる日は来るのだろうか。