今年も8月15、16日に東京、大阪で同時に開催されるアジア最大の真夏の祭典『SUMMER SONIC(通称:サマソニ)』。

毎回、世界トップのスーパースターから今後注目の気鋭アーティストまで、ジャンルレスかつ幅広いラインナップで全音楽ファンを魅了しているが、今年の出演者たちはとりわけヤバい! とにかく今観たい! 聴きたい!! 踊りたい!!! と三拍子揃った激アツなアクトが勢揃い。

ここでは、そんな計100組以上にものぼる出演者の中から、FLOORが選んだ注目アーティストをフィーチャー!
ファレルにケミカルにゼッドに……、間近に迫った『サマソニ』の見所をぎゅっとまとめてお届け!

今回見逃したら次はない!?
今旬ビッグアクトが勢揃い!

ヘッドライナーの豪華さで言えば、日本、もといアジアでも屈指の『サマソニ』。
なかでも今年は例年以上にビッグで、なおかつダンス系も盛りだくさん。
ここでは特に注目の5組をピックアップ!

PHARRELL WILLIAMS
(大阪15日、東京16日)

今回の最大の見所と言えば、ファレル・ウィリアムス!
昨年、全米ビルボード・シングルチャートで見事1位を獲得し、“ハッピー♪”のフレーズにあわせて踊る動画が世界中で量産され大きな話題となったアンセム“HAPPY” (YouTubeの再生回数はオフィシャルだけで7億回越え!)をひっさげ待望の来日。
いまや世界トップと言っても過言ではないスーパー・プロデューサーのステージはこれを見逃したら次はいつになることやら。

THE CHEMICAL BROTHERS
(東京15日、大阪16日)

ファレルと並ぶスーパー・ヘッドライナーの対抗は、ダンス界の帝王:ケミカル・ブラザーズ。
今年はなんと言っても約5年ぶりのオリジナル・アルバム「Born in the Echoes」をリリースと、絶好のタイミングでの凱旋はまさに必見。
新作もさることながら、これまで世界各地で伝説級のギグを数多く繰り広げてきたケミカルだけに、どんなステージを見せてくれるのか注目だ!

ZEDD(大阪15日、東京16日)

5月に新作「True Colors」をリリースし、6月に開催された日本公演のチケットも即完!
ここ日本での人気も衰え知らずのうなぎのぼり。EDM界の若き君主:ゼッドが2カ月たたずして早くも帰還、それも今回は大舞台で!
現在進行系の最新EDMがここに!

ARIANA GRANDE
(東京15日、大阪16日)

現在22歳ながら、その実力は超一流。そのずば抜けた歌唱力は“マライア・キャリーの再来”とまで称される、今をときめくニュー・ディーヴァ:アリアナ・グランデ。
なんと彼女のフル・ライブは本邦初! ゼッドも彼女をプロデュースしているだけにまさかの共演も!? と期待が高まりましたが、惜しくも別日……。

MACKLEMORE & RYAN LEWIS
(東京15日、大阪16日)

2012年、アルバム『THE HEIST』でシーンに彗星のごとく現れたヒップホップ・デュオ:マックルモア&ライアン・ルイス。
翌年には“Thrift Shop”が全米年間シングルチャート1位を獲得。さらに2014年にはグラミー賞で最優秀新人賞を含む計4部門を受賞と、いまやスター街道を邁進する彼らが待望の来日!

EDMに限らず、様々なジャンルから今旬ダンス系アクトが集結!

前述のゼッドをはじめ、EDMシーンからは注目の若手が出演し、一方ではダンスの新時代幕開けを告げる気鋭からベテランまで。
そのバラエティも今回の『サマソニ』の魅力。

MADEON(東京15日、大阪16日)

10代にして母国フランスで行われたリミックス・コンテストで優勝し、その後ネット上にアップしたマッシュアップ作品“Pop Culture”が世界中で話題に。
そして、レディー・ガガやコールドプレイ、ミューズといった大物たちの楽曲制作&プロデュースを手掛け、さらには『ULTRA』や『Coachella』といったビッグフェスでもプレイ!
一躍シーンに飛び出したEDM界期待の新星。

PORTER ROBINSON
(東京14日『ソニマニ』、大阪15日)

マデオンと並び、今後のEDMシーンを担う若武者:ポーター・ロビンソン。
EDMの枠組に捕われることなく、フレッシュなサウンドを絶えず提供するそのポテンシャルは、あのスクリレックスも絶賛! 大の親日家であり、サブカル好きとしても有名。

CLEAN BANDIT
(大阪15日、東京16日)

2009年に結成したUKの4人組バンド:クリーン・バンディット。
クラシック×ベース・ミュージックという、新たな領域を生み出した彼らは、UKをはじめ地球上のあらゆる音楽シーンで大きな話題に。
2014年に発表したシングル“Rather Be”は、世界中のチャートを席巻した。

MODESTEP
(大阪15日、東京16日)

7月に新作「London Road」をリリースしたばかりのモードステップが、昨年に続き『サマソニ』参戦。
ダブステップ×ロック、そしてエレクトロも多用した、そのアグレッシヴかつビッグルームなサウンドは、観るもの全てを踊らせるエネルギーたっぷり。
とにかく激しく踊りたいならモードステップへ。

PASSION PIT
(大阪15日、東京16日)

アメリカはケンブリッジ出身のエレクトロ・ポップ・バンド。
メインストリーム〜インディ、ポップ〜エレクトロ・ダンスミュージック・リスナーまで、世界中のあらゆる音楽ファンを虜にする彼らのサウンド、そして数々のフェスで喝采を浴びるそのパフォーマンスも必見!

TUXEDO(東京15日、16日)

2009年に名門レーベルStones Throwからデビューし、数々のヒット曲を量産。
現行ブルーアイドソウルの顔役とも言えるメイヤー・ホ-ソーンと、ドレイクやケンドリック・ラマーにアンセムを多数提供してきたトップ・プロデューサー:ジェイク・ワンによるユニット:タキシード。
ヒップホップ〜ソウル、ディスコブギーにR&Bなどを網羅した、現在のアーバン・サウンドの最高峰!

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その他にも、テイラー・スウィフトやケイティ・ペリーと並ぶ歌姫カーリー・レイ・ジェプセンやラスヴェガス発の新世代ロックバンド筆頭イマジン・ドラゴンズ、復活したソウル〜ファンク界の巨匠:ディアンジェロ。
一方、日本からもきゃりーぱみゅぱみゅや今年で活動を休止するthe telephonesをはじめ錚々たるアーティストたちが多数出演するだけに、言ってしまえば常に目が離せない。

さらに、今回初日終了後にはFLOOR読者にはおなじみの人気イベント『HOSTESS CLUB』が同じ会場で、流れのままに開催。
こちらもトム・ヨークのスペシャル・ステージをはじめ、フランツ・フェルディナンドとスパークスいうスーパーバンド2つのコラボ:F.F.S。先日久々の新作「The Shakes」を発表したばかりのマシュー・ハーバートにスピリチュアライズドなど、ビッグ・アーティストが出演することが決定している。

今年は2日間ぶっ通しで開催される『サマソニ』。
すでにオフィシャル・サイトでは、注目のタイムテーブルも発表されているので、今からスケジュールを考えておくのが得策というもの。

開催まであとわずか! 8月15、16日は体調をしっかりとと整え、いざ幕張&舞洲へ!

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