過去にはグラミー賞にも輝いたことのあるアメリカの現代音楽家で、ミニマルミュージックの先駆者であるスティーヴ・ライヒの特集がNHK-FMの『現代の音楽』で12月から2017年1月にかけて4回に分けて放送される。

1960年代、ラ・モンテ・ヤング、テリー・ライリー、フィリップ・グラスらとともに、ミニマルミュージックと呼ばれる作品群を発表したスティーヴ・ライヒ。
音の反復を特徴とするミニマルミュージックだが、その技法は後世に誕生したテクノやハウスをはじめとするダンスミュージック、エレクトロニカなどにも影響を与えている。

番組では、12月4日に「位相ずれプロセス―1」をテーマに特集が放送された。引き続いて12月11日(日)に「位相ずれプロセス―2」、さらに来年1月にも2回の特集が放送される。

『現代の音楽』は毎週日曜午前8時10分よりNHK-FMでオンエア。