6月8日は、先日4月21日に突如逝去した稀代のスーパースター:プリンスの誕生日。

それだけに彼の死を悼み、弔うべく世界各地で様々な追悼パーティが開催され、ここ日本でも渋谷のContactにてハウス界の巨匠ティミー・レジスフォードが彼へのトリビュートを捧げていた。

そんななか、アメリカ屈指の世界的フェスティバル『Coachella』で、ソウル・クラップが誕生日よりも一足早く今は亡き彼に捧げるオリジナルのトリビュート・セットを披露。

現在それが米音楽メディアPichForkをはじめ世界各地のメディアで絶賛され話題となっているが、このたびそのライヴミックスが彼らのMixcloudにて公開された。

ソウル・クラップはハウスを中心にファンクやディスコ、さらにはヒップホップなど、ジャンルや時代を超えた音楽性で話題となっている今注目の新世代ハウスDJ。

最新のハウスミュージックから伝統的なクラシックまで扱う深い音楽知識から、ハウス界のレジェンド:ルイ・ヴェガやPファンクのパイオニア:ファンカデリックのジョージ・クリントンといった大御所がその才能に惚れ込み、共作や自身のパーティにゲスト出演を依頼するなど、大御所たちも認める注目アーティスト。

そんな彼らが『Coachella』という大舞台で行ったプリンスへのトリビュート。

そこでは名曲“Purple Rain”はもちろん数々の名曲とともにディミトリ・フロム・パリの変名プロジェクトであるディミトリ・フロム・ストーク・オン・トレントによる“I Wanna Be Your Lobster
”(“I Wanna Be Your Lover”のリエディット)や自身のリミックス“Feelin’ Purple”やその他にもプリンス関連のオリジナルからリエディットまで様々な楽曲をプレイ。

彼ららしく独創的にプリンスへの愛を紡ぎ、しかもそれを『Coachella』で行うという心意気。
それら全ての要素が相まり、多くの音楽ファンの心を掴んだ。

プリンス・ファン、ソウル・クラップ・ファンは当然のこと、それ以外の方も世界を沸かせるセットをぜひ一度聴いてほしいところ。

以下、今回のセットのトラックリスト。

Let’s Go Crazy (LP Version)

Hot Thing (Extended Remix)

Gazeebo – Luv Fest (Sax Edit)

Get Off (House Style)

Cream (Jack Priest Edit)

Controversy (LP Version)

Let’s Work (Dark Dancer Remix)

Dirty Mind (LP Version)

Navid Izadi – Feelin Purple (Soul Clap Remix)

Nothing Compares 2 U (LP Version)

Dimitri From Stoke On Trent – I Wanna Be Your Lobster

Die For You (Rayko Edit)

Erotic City (LP Version)

Ural 13 Diktators – Disko Kings

When Doves Cry (LP Version)

Purple Rain (LP Version)