エイドリアン・シャーウッドとピンチのコラボ再び。セカンドアルバムがリリース決定

2016年12月2日

On-U Soundを統べるUKダブの巨星、エイドリアン・シャーウッドとブリストル・ダブステップのキーマン：ピンチ。2人によるスペシャルコラボユニット、シャーウッド＆ピンチが2017年2月24日（金）にセカンドアルバム「Man Vs. Sofa」をリリースすることがわかった。

UKベースミュージック・シーンに脈々と受け継がれるダブのエッセンス。その初期のシーンに大きな影響を与えたエイドリアン。かたやレーベルTectonicやColdを立ち上げ、ブリストルから現在進行形のUKベースミュージックを発信してきたピンチ。

シャーウッド＆ピンチはそんな2人による夢のタッグなのだが、彼らがファーストアルバム「Late Night Endless」以来2年ぶりとなるアルバムをリリースすることに。

最新作には言わずと知れたレゲエ／ダブレジェンド：リー・スクラッチ・ペリーをはじめ、プライマル・スクリームのマーティン・ダフィやDef Jamで活躍するジャマイカンラッパーのタズ、スキップ・マクドナルド（シュガーヒル・ギャングほか）といったゲストたちが集結。

本作についてピンチは
「約5年間に渡って仕事を共にしてきたことで、俺たちの制作プロセスは、飛躍的に進化し向上した。今作っている音楽は、それぞれが一人では決して鳴らすことのできないサウンドだと感じるまでになった。
エイドリアンはここ数年でヴィンテージのスタジオ機材を新たにいくつも導入し、さらに多くのことを試せるようになった。それらがこのアルバムの収録曲の中に反映されているんだ。それらが俺たちに対して響くように、リスナーのみんなにも響いてほしいと思ってるよ」
とコメント。

一方、エイドリアンは
「『Man Vs. Sofa』にはすごく満足してる。ピンチと俺は真に素晴らしいサウンドにたどり着いたし、本物の進化だと感じている」
と語っている。