よりクリエイティブでスキルフル、そして誰よりもオーディエンスを魅了する世界NO.1のDJを決める大会『Red Bull Thre3Style』のWorld Finalが、今年日本で初めて開催される。

今年で6回目となる本大会、これは日本を含む世界各地で予選が開催され、そこで勝ち抜いたDJだけがWorld Finalに出場し雌雄を決する。

これまでWorld Finalは、アメリカのシカゴやカナダのトロント、昨年はアゼルバイジャンのバクーなど様々な都市で行われてきたが、今回『Red Bull Thre3Style 2015 World Final』として、いよいよ日本に初上陸。
世界予選を制した猛者たちが東京に集結するのだ。

rb1(C)Denis Klero/Red Bull Content Pool

rb2(C)Denis Klero/Red Bull Content Pool

ちなみに、『Red Bull Thre3Style』のルールを説明しておくと、

◎ DJたちは15分間で3つのジャンルの楽曲をプレイ
◎ プレイ中はCDJ・Serato Scratch Live・Traktor・MIDI コントローラーの使用はOKだが、マイク及びHOT SYNCの使用はNG。
◎ そして、DJとは何たるかを知り尽くした厳正なる審査員たちが、その15分のプレイを“創造性”“選曲”“スキル”“ステージ映え”“フロアの盛り上がり”の5項目で採点し、勝者を決めるというもの。

ただDJがウマい、選曲のセンスがいいだけでは生き残ることができず、むしろこの『Red Bull Thre3Style』はより現場に根ざした、どんなフロアでも盛り上げることができる最強のDJを決める大会といえる。

2014_WORLDFINAL03(C)Nika Kramer/Red Bull Content Pool

rb4(C)Alexander Davitashvili/Red Bull Content Pool

そんな『Red Bull Thre3Style 2015 World Final』。
今回は約20カ国の代表が集まり、ここ日本からエントリーするのはDJ B=BALL。
今年3月から6月にかけて行われた『Red Bull Thre3Style Japan 2015』を見事勝ち抜いた彼は、2000年代初頭に大阪でDJとしてのキャリアをスタート。
2013、2014年にもエントリーしていたが残念ながら敗退。今回は三度目の挑戦にして見事日本王者に輝いた。

DJ B=BALL – JAPAN – 2015 Osaka QF
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bbb(C)Jason Halayko/Red Bull Content Pool

DJのスキルはもちろんのこと、大阪出身ということもあってか、とにかくエンターテインメント=笑いをとってなんぼの彼のプレイ。
他のDJたちとは一線を画すそのスタイル、現場(クラブ)に根ざしながらもオリジナリティ溢れるDJ B=BALLのプレイが今回ようやく大成した。
彼の唯一無二のルーティーンが世界にどう響くのか。それも今大会の大きな注目点だ。

そんな彼のプレイのルーツ、そして彼のDJにかける思い、そのすべてが収められたドキュメンタリーが現在アップされているので、大会前にぜひ一度見てほしい。

2013年の『Red Bull Thre3Style』では、いまや国内外で大活躍しているDJ SHINTAROが世界チャンピオンに輝いている。
すでに、日本人でも世界一になれるのは実証済み。

日本、それも大阪という土地が生んだ、これまでのDJシーンにはなかったアイデンティティで、ぜひ世界を驚かせてほしいところ。彼の勇姿をぜひ会場で!

DJの世界チャンピオンを決める『Red Bull Thre3Style 2015 World Final』は、9月15日(火)より20日(日)のファイナルまで、連日東京の各所で開催。

期間中は、各地で行われた予選を勝ち抜いてきたファイナリストたちとともに、世界中からトップDJ、ターンテーブリストたちも集結。

地球上でもっともアツくブレイキンな6日間。
これを逃すと、次はいつ日本で見られるのかはわからない、そんな世紀の瞬間を見逃すな!