10月22日から11月17日(金)にかけての約1ヶ月間、レッドブルが東京をジャックし、音楽フェスティバル『RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2017』を開催。

今回開催される計14イベントの出演アーティスト総数は150組以上!その内容も多岐に渡り、ジャンルも世代も異なる4組のアーティストが集結しひとつのライヴを演出する本祭最大規模のイベント『SOUND JUNCTION 渋谷音楽交差点』から、

人気DJが日本語歌詞の楽曲オンリーのセットを披露する『歌謡浪漫 – KAYOU ROMAN -』、

さらには日本のお家芸たるゲーム音楽とそのクリエイターたちに焦点を当てたライヴ&DJイベント『DIGGIN’ IN THE CARTS 電子遊戯音楽祭』(Hyperdubのコード9やテクノゴッドKen Ishiiも出演!)などヴァリエーション豊か。

今回はそのなかでも、本誌注目の4イベントを紹介!

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タワレコ渋谷店、上から聴くか? 下から聴くか?

地下1階から9階まで総面積約1550坪の店舗に約80万枚の在庫を品揃え、世界最大規模のCD店と称されるタワーレコード渋谷店がこの日、1日限りのライヴハウスに変身。

地下1階では、日本のラウド・ミュージックシーンを牽引する5人組Survive Said The Prophetや同じく邦ラウド・ロック界の第一線を疾駆し、2015年に解散したFACTの元メンバーによる4ピースバンドJoy Oppositesらが登場。

その他、Aisha、FAKY、FEMM、新しい学校のリーダーズ、東京女子流、夢みるアドレセンス、さらには南カリフォルニア育ちの新人シンガーソングライターMichael KanekoにRed Bull Music Academy卒業生のHAIOKAまで、シンガーからアイドル、その他諸々一挙集結。

EVENT INFORMATION

音楽摩天楼 – ONGAKU MATENRO 渋谷音楽円盤摩天楼

2017.10.28 SAT

OPEN12:00/START13:00 (B1F)

TOWER RECORDS SHIBUYA(Shibuya)

B1Fのみ有料 ADV¥1,500 / ほかフロアは無料

Joy Opposites (B1F) / NOISEMAKER (B1F) / Survive Said The Prophet (B1F) / Aisha / FAKY / FEMM / HAIOKA ft YU ISHIGAKI from YANAWARABA / Michael Kaneko / RIRI / YANAKIKU / 加治ひとみ / 新しい学校のリーダーズ / 東京女子流 / 夢みるアドレセンス and more

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誰にも縛られたくないと 自由になれた気がする14の夜

円山町、道玄坂、宇田川町……。レコード店のみならず、数多くのクラブがひしめき日本のクラブカルチャーを牽引してきたこの一帯で、14のクラブ&バーを舞台にした周遊型フェスティバルが開催される。

これは、昨年日本のクラブカルチャーにとって歴史的な出来事となった風営法改正を受け、「渋谷エンターテインメント事業者会(SEA)」と「クラブとクラブカルチャーを守る会(CCCC)」によって初開催されたフェスの第二弾。

各会場にはDJ EMMA、KOKIMURA、Q’Hey、Sunaga Tatsuo、DJ AKi、DJ DIRTYKRATES a.k.a. ZEEBRAをはじめとする、豪華DJたちが登場。ダンスが楽しめる喜びを改めて噛み締めつつ、新たな音楽を求め様々なクラブに脚を運んでみては。

EVENT INFORMATION

SHIBUYA ENTERTAINMENT FESTIVAL 渋谷周遊箱乱舞

2017.11.2 THU

OPEN 22:00

ATOM TOKYO / CIRCUS TOKYO / clubasia / CLUB CAMELOT / contact / DJ Bar Bridge / Glad / LOUNGE NEO / MICROCOSMOS / R Lounge / SOUND MUSEUM VISION / TK SHIBUYA / VUENOS / WOMB(Shibuya)

ADV MEN ¥3,000 LADIES ¥1,000

ABO / Akito / AMIGA / DARTHREIDER / DJ AKi / DJ DIRTYKRATES a.k.a. ZEEBRA / DJ EMMA / DRUNKEN KONG / KENTARO TAKIZAWA / KICK OFF / KO KIMURA / Q’Hey / Remo-con / RUDEBWOYFACE / SASA / Silent Servant / Sixten / Sunaga Tatsuo / TAKUMA / Watusi (COLDFEET / TDO) / YOSEEK / YUMMY / アフロマンス / 寿君 and more

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Seiho & Okadadaが翼を授ける、新たな才能との出会い

特設サイトの応募フォームから投稿されたデモ音源またはDJミックスをトラックメーカーのSeihoとOkadadaが吟味。そこで彼らの目に叶った新たな才能は、WWW Xで行われるショウケースに出演するチャンスが与えられる。

現在は募集終了となっているが、いかなる才能が見出されたのか非常に気になるところ。

Seihoはイベントについて「音楽以外の映像、デザイン、ファッション、絵画、詩、あらゆる表現活動をする人、それを身につけ、感じる人とのコミュニケーションの場になればこれ幸いです」とコメント。

Okadadaは「楽曲制作者も、DJも、イベンターも、経営者も、すべての創作活動に携わる方々、もちろんお客さんも、よくわからないけど面白そう、と思っていただけたら是非来て欲しいです。当日、みんなでお会いしましょう」と語っているが、果たしてどんな夜になるのやら。

EVENT INFORMATION

AT THE CORNER 未来才能全員集合祭

2017.11.3 FRI

OPEN 16:00

WWW X(Shibuya)

ADV ¥1,500 DOOR ¥2,000(別途 1D)

Seiho / Okadada and more

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芸術の秋、電子音楽とビジュアルアートの新たな出会いを

2000年にカナダはモントリオールでスタートした電子音楽とビジュアルアートの祭典『MUTEK』。

11月3日(金)〜5日(日)には、その日本版『MUTEK.JP 2017』が日本科学未来館にて開催され、ジェームス・ホールデンや今年『SonarFestival』で『ニューヨーク・タイムズ』がベストセットのひとつに選んだ真鍋大度とノサッジ・シングのコラボユニットら10組以上の出演が決定している。

その最終日のクロージングパーティと『RBMF2017』がコラボ。季節は今、芸術の秋。本パーティは見たことがない音楽やアートに出会えるチャンス。電子音楽ファンやメディアアートファンは、『MUTEK』ともどもゆめゆめ見逃すことなかれ。

EVENT INFORMATION

MUTEK CLOSING PARTY 媒体芸術未来館

2017.11.5 SUN

OPEN 18:00/START 19:00

日本科学未来館(Odaiba)

ADV ¥5,500

Tetsuya Komuro & Akira Wakita / HIFANA / DE DE MOUSE / Young Juvenile Youth / Kenji Williams / Kazuya Nagaya & Metametric / katsuyuki seto / toe on net