12月22日(金)に品川プリンスホテル クラブeXで開催されるクリスマスパーティ『PACHA IBIZA ON TOUR 2017 “Cherry X’mas”』。
創立50周年を迎えた世界的人気クラブPACHAが手がけるイベントとあって、現地でレジデントを務めるTaao Krossや、彼の地スペインで実力を認められている2VILASら8組のアーティストが参戦。

本稿ではそんな出演者の魅力を解析していく。

Taaoはスペイン出身、イビサを拠点に活躍中のDJ/プロデューサー。12歳のころからターンテーブルに触れ、2000年にマドリッドで行われたDJコンクールに入賞。

その後DJとしてキャリアを重ね、現在はイビサのPACHAで行われているデヴィッド・ゲッタ率いる人気パーティ『F*** ME I’M FAMOUS』やスティーヴ・アオキの『Aoki’s Playhouse』などのレジデントを担当。さらには『Tomorrowland』のような大型フェスにも出演しEDMを中心とした選曲で世界中のオーディエンスを魅了している。

プロデューサーとしては2000年代初頭より楽曲制作をスタートし、2013年に“Tamburo”でデビュー。エレクトロハウス〜プログレッシブハウストラックを中心にリリースし、最新シングルは7月にリリースされた“Untouchable”で、パーティにもフェスにもぴったりなトロピカルハウスとなっている。

一方の2VILASはイビサ生まれの2人によるハウスデュオ。元々サウンドエンジニア、ライティングエンジニアとして活動していた2人は2008年にイビサのPACHAで出会い意気投合。
すぐさま楽曲制作をスタートし、そこでできた楽曲はルチアーノやカール・コックスといったアンダーグラウンドシーンの大家たちが絶賛。

現在では前述のルチアーノやソロモンのパーティで活躍中。惜しくも入賞を逃したものの、昨年のイビサの『DJ AWARDS』ではBest Newcomer DJにノミネートされている。

また、国内からはMasanori Morita、MITOMI TOKOTO、Naoki Serizawa、YASUCAら4組が出演。

プロデュースユニットSTUDIO APARTMENTとして2000年に活動をスタートしたMasanori Morita。その楽曲はダンスミュージックシーンはもちろん、ポップ界でも認められ、過去にはBeatportのディープハウス部門で年間総合チャート1位に選ばれたことも。DJとして『Winter Music Conference』や『Amsterdam Dance Event』でもパフォーマンスを行うなど、ハウスの高揚感に満ちたプレイでワールドワイドに活躍中。

MITOMI TOKOTOは、パリ出身/東京都在住のDJ/プロデューサー。ウェブマガジン『CYBERJAPAN』とゴーゴーダンサーチームのプロデュースも手がける。キャッチーなEDM〜ハウスを武器に、イビサのPACHAをはじめ、シンガポールのZOUKやフランスのClub QUEENなど世界各地のクラブでプレイするとともに、国内でも屈指の現場稼働率を誇る。
2006年にリリースした“That Piano Track”はデヴィッド・ゲッタに認められ、ゲッタから直々にリミックスのオファーがあったこともあるなど、その実力はお墨付き。

本誌FLOORの編集長でもあるNaoki Serizawaは1999年より都内を中心にDJとしてのキャリアをスタート。DJとしての現場経験と音楽専門誌の編集者としての深い音楽知識を活かしたパフォーマンス――それはモダンなハウスミュージックをはじめクラシックにディスコ、ファンク、アフロ、ラテン、ジャズなど連綿と繋がれるブラックミュージックを横断。
『ULTRA JAPAN』や『FUJI ROCK FESTIAL』といった大型フェスに出演するとともに、今年はヨーロッパとアジアツアーを敢行した。

さらには、歌手、ダンサーとしてキャリアを重ね、2011年にDjkayou名義でDJ活動を開始したYASUCA。ハウスやテクノ〜エレクトロ、プログレッシブ、ミニマルハウス・テクノなど、アンダーグラウンドからメインストリームまで横断するプレイと、多岐にわたる活動から学び得たショーセンスでパーティラバーを魅了。
イギリスの人気ハウスレーベル/ブランドHed Kandiの国内公式DJを務めるとともに、ダンスミュージックメディア『block.fm』のパーソナリティを担当している。

そんな本パーティをライティング/ヴィジュアル方面から彩ってくれるのが、LIGHTING AIBAとVJ MANAMIの2組だ。


AIBAは日本におけるクラブのライティング演出のパイオニア。1991年、NYの伝説のクラブTHE SAINTのパーティでその魅力に取り憑かれ、ライティングエンジニアの道を志したAIBA。
都内で経験を重ね、2000年にオープンしたWOMBの専属照明オペレーターを担当。照明・レーザーを巧みに操る技術、センスはダブファイアも惚れこみ、日本人として唯一ドイツのテクノフェスティバル『Time Warp』に照明アーティストとして参戦。
さらにはシンガポールのフェスティバル『ZOUKOUT』やお台場で開催された未来型花火エンタテインメント『STAR ISLAND』など活躍の場を広げている。


一方のMANAMIはシーンでも珍しい女性VJとして2010年より活躍。国内のクラブはもちろん、『ULTRA JAPAN』や『SUMMER SONIC』、シンガポールの『ZOUKOUT』といった大型フェスに出演。
また、映像作家としてファッションショー、コンサートなどの空間演出・映像も担当しその才能が国内外で評価されている注目株のひとりである。

『PACHA IBIZA ON TOUR 2017 “Cherry X’mas”』は12月22日(金)開催。8組が紡ぐ音と光、ビジュアルの狂宴を見逃すなかれ。

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EVENT INFORMATION

PACHA IBIZA ON TOUR 2017 “Cherry X’mas”

2017.12.22 FRI

品川プリンスホテル クラブeX

前売チケット¥4,500, Tシャツ付前売チケット¥6,000円, Special Cherry Seat(入場料込み+特典付)¥20,000 絶賛発売中!

TAAO KROSS / 2VILAS / MASANORI MORITA / MITOMI TOKOTO / NAOKI SERIZAWA / YASUCA / LIGHTING AIBA / VJ MANAMI

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