米現地時間10日、オバマ前大統領が任期中最後となるスピーチをおこなった。その素晴らしい内容は全米を感極まらせるとともに、非常に感慨深くもエモーショナルな瞬間となったようだ。

当初スピーチは30分前後と予想されていたが、オバマ前大統領は54分という時間をかけて全アメリカ国民へ公の場最後となるスピーチを届けた。内容は、これまでの公務中における成果と功績にはもちろん、未来へ向けた希望溢れるメッセージも含まれていた。

テレビ・ラジオ・誌面など多くのマスメディアでスピーチに関する反響やレポートが取り上げられたが、ここではEDMシーンのアーティストたちが自身のSNSで掲げたコメント・反応などを見ていくことにしよう。

|スティーヴ・アオキ

“「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」。
何もしなければ何も生まれない。
私たちは成し遂げることが出来る、
そして成し遂げたんだ!!ありがとう”

|バッシー

“あなたたちは、全ての希望だった。そして多くをインスパイアしてくれた。とてつもなく素晴らしいファミリー、あなたたちがいなくなるなんて寂しいわ…”

|キャッシュ・キャッシュ

“なんて(素晴らしい)スピーチだ…”

|マスト・ダイ

“オバマ大統領が国政から去り、新しい政権が誕生することを楽しみだって全く思えない…”

|DJクレーズ

“ありがとうオバマ!俺は2回、あなたに投票したけど、少なくともそれに報いる功績を残してくれたと思ってるぜ!”

|ゼッド

“オバマ大統領、あなたがいなくなるのが寂しいよ”

|グランド・セフト

“オバマは去った。あなたがオバマを支持してきたとしても、してなかったとしても…世界は、彼が合衆国の代表でなくなることを残念に思ってくれると信じてるし、時が経ち、彼がいかに素晴らしいリーダーだったかということを思う日がいつかくるだろうね”

|ロゼス

“オバマとミシェルがいなくなるのが寂しくて仕方ないわ…”

|ヤスミン(クルーウェラ)

“あなたは完璧じゃなかったかもしれない。
でもあなたは私たちにより良い未来へ向かう一筋の希望の光を与えてくれたと思ってるわ。今夜はひとり枕を濡らすわ…泣”

バラク・フセイン・オバマ2世は、第44代アメリカ合衆国大統領に就任。2009年10月に現職アメリカ合衆国大統領として、ノーベル平和賞を受賞。アフリカ系として、アメリカ合衆国史上3人目となる民選上院議員であった。また、アフリカ系、1960年代以降生まれ、ハワイ州出身者としてアメリカ合衆国史上初となる大統領となった。

“Yes,We Can”のスローガンで一躍人気となり、多くの支持を集め、全米に愛される存在に。ラスト・スピーチ後の現在も、各メディアや世論から退任を惜しむ声が溢れ、音楽シーンからも多くの敬意あるコメントと労いの声が寄せられている。

<オバマ前大統領のラストスピーチはこちら>

<スピーチの全文日本語訳はこちら|logmi>
http://logmi.jp/180020