スイスで60年代にスタートした世界三大ジャズ・フェスティバルのひとつ、『モントルー・ジャズ・フェスティバル』。

昨年からは日本でも開催され、このたびその2回目となる『モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2016』（MJFJ2016）のラインナップが発表された。

今年はアシッド・ジャズムーブメントの中心的役割を担ったDJジャイルス・ピーターソンがソンゼイラ・ライブ・バンドとともに来日。

ソンゼイラとは彼がブラジルのトッププレイヤーたちとともに結成したプロジェクト（ジャイルスはこのプロジェクトについて「ソンゼイラとは、カッコイイ…とか、ヤバイ音って意味。それがすべてだよね！」とコメント）で、今回は『MJFJ2016』のためだけにリザーブしたメンバーによるスペシャルセッションを披露する。

バンドメンバーの詳細は今後アナウンスされるとのことなので、続報を待て。

また、デトロイト・テクノ第一世代のデリック・メイが来日し、テクノの名曲をピアノカバーしたアルバム「Not For Piano」などで知られるルクセンブルク出身のピアニスト：フランチェスコ・トリスターノとのコラボレーションを行う。

さらにベルリンディープ・ハウスの旗手ヘンリク・シュワルツが出演し、札幌出身のプロデューサー：Kuniyukiとジャズピアニストの板橋文夫の3者が初のセッションを行う予定だ。オーケストラやジャズ・ピアニストとの共演も多いヘンリクだけに、初共演となる彼らとの相性はいかほどか注目だ。

このほか、日本からは昨年DJ活動30周年を迎えた須永辰緒や、高橋幸宏や小山田圭吾、砂原良徳、TOWA TEIらによるバンドMETAFIVEも参戦。

ジャズ好きのみならずダンスミュージックラバーも注目のラインナップとなった『MJFJ2016』、すでにチケットの先行販売がスタートしているのでお見逃しなく！