テクノのメッカ、ドイツにダンスミュージック専門の博物館がオープンしようとしている。

フランクフルトで2017年に開業予定の「Museum of Modern Electronic Music」は過去のダンス・ミュージック・カルチャーのみならず、現在進行形のシーンを反映するというコンセプトを掲げる。

館内では音楽やDJ機材はもとより、ファッションやインタラクティブメディア、アプリなど、クラブシーンから派生したカルチャーを包括的に扱うとのこと。

01c_momem_turntable01b_momem_konzeptplan

また、これとは別にベルリンでもテクノ博物館の計画が進行中。
こちらは名門クラブTresorの25周年を記念したもので、2016年末の開業を目指す。
ベルリンは先日『Billboard』が発表した「ダンスミュージック史上最も偉大な都市15選」でシカゴやデトロイトに次ぐ第三位に選ばれており、その重要性は明らか。

ダンスミュージックの発展に大きく寄与してきたテクノ大国ドイツ、その過去〜現在を紐解けば、シーンの未来を掴む礎になるに違いない。