音楽と同期してその楽曲の歌詞をビジュアライズ、モーショングラフィックで表示するスピーカーLyric speaker。

すでに国内での予約販売がスタートしている本デバイスだが、フライング・ロータスケンドリック・ラマーのコラボ曲にしてグラミー賞最優秀ダンス・レコーディング部門ノミネート作“Never Catch Me”を起用したコンセプトムービーが公開された。

https://www.youtube.com/watch?v=tgGWxwvt_pM

このスピーカーは、モバイル端末から再生した楽曲の雰囲気や構成を分析。
データベースから歌詞を取得し、バラードなどの穏やかな曲であれば優しいフォントや動きに、エネルギッシュな曲なら力強く……といった具合に楽曲の雰囲気に合わせたモーショングラフィックで歌詞を自動生成、本体の透過スクリーンに表示する仕組みだ。

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利用できるモバイル端末の条件はiOS8.0以上かつiPhone4S以降のモデル、またはAndroid4.1以上のスマートフォンとGoogle Cast対応アプリとなっている。

2014年9月に日本で開催されたカンファレンスTHE BIG PARADEでお披露目され話題を呼んだこのデバイス。
企画した株式会社SIXは、昨年アメリカはテキサス州で開催されたアートイベント「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)・インタラクティブ・フェスティバル」にも日本企業として初選出。

最も創造性と可能性に溢れ、今後飛躍を遂げると思われるチームに与えられる賞『Best Bootstrap Company』をアジア初受賞するなど、注目を集めるアイテムとなっている。

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なお、下記公式サイトではフライング・ロータスの楽曲のほかに、SuchmosやTHA BLUE HERBなど様々なアーティストの楽曲に対応したモーショングラフィックを表示してみることができる。

http://lyric-speaker.com