ハウス〜ファンクやディスコ、ヒップホップ〜R&Bまで、あらゆるジャンルを横断するハイブリッドなDJスタイルで世界中のフロアを魅了するNYの次世代ハウス・デュオ:SOUL CLAP。

シーンの未来を担う次世代スターの筆頭格として、2015年も大活躍だった彼らが選ぶベストディスク。
それはいかにも彼ららしいジャンルの枠組みを超えた必聴の名盤ばかり。

——2015年のベストトラック(ディスク)は?

「2015年のベストディスクと聴かれれば、Social Lovers『Enjoy The Ride』、Kendrick Lamar『To Pimp A Butterfly』、Dam Funk『Invite The Light』、Cameo Culture『Burning Bright』
のアルバムだね。ずっと聴いてた作品だよ」

——2015年のベストアクトは?

「Crew Loveの一員のNo Regular Playだね。
多少贔屓しているように聞こえるかもしれないけど、この1年間で数え切れないほど彼らのパフォーマンスを見たけど、毎回良くなっていく。
彼らは今まで以上にジャズとエクスペリメンタルとダンサブルの融合点を攻めているね。

No Regular Play (Live) – Live At Crew Love, Canibal Royal (The BPM Festival 2015, Mexico) – 12-Ja by Freelivesets on Mixcloud

似たような評価を得ているのがMatthew Jonson。デトロイトでのパーティ『House Of Efunk』では2015年に聴いた中で一番ファンキーなテクノだったし、オーストラリアの『Strawberry Fields』では、Cobblestone Jazzとしてすさまじい即興的なセットを披露していた。
それは、まるでクレイジーなサイケデリックジャズ・トリップだったね」

——2015年、最高の出来事は?

「嬉しいことに2015年は1年で驚くような出来事がいくつもあった。
ようやくFunkadelicと『In Da Kar EP』をリリースし、Bastard Jazzでのコンピ『Tempo Dreams3』、そして最新のWatergateのミックスシリーズなど、ハイライトと呼べる出来事がたくさんあったよ。

それ以外にもLouie Vegaをはじめ、Martin Buttrich、Billy “ Bass” Nelson、Kendra Foster、そしてNona Hendryxという素晴らしいアーティストたちとコラボレーションする機会に恵まれたしね」

——最後に2016年の抱負、具体的に進めているプロジェクトがあれば教えてください。

「まずはCrew Love Recordsよりアルバム『Based On A True Story』のローンチが決定しているよ。
その後はNick Monaco、続けてNo Regular Play、そして最後には我々SOUL CLAPの新アルバムを発表する。全てすごく楽しみだ。
Crew Love Is True Love. 2016年、さらなるラブ、光、そしてダンスを!」

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