世界各都市を舞台に縦横無尽に活躍するアーティスト、ジェイアールの作品が書籍化。“UNFRAMED”と呼ばれる一連のプロジェクトでは、有名無名を問わず、彼独自の視点で選ばれた写真家たちの作品を特大プリントし、世界中の都市の野外の目に付くところに張り付けることでインスタレーション・アートとして成立させ、写真に新たな意味を与えている。今回、そんなプロジェクトの舞台となったのはフランス屈指の港町マルセイユ。ビルやシャッター、アパート、あるいは歩道の傍らの壁面など、様々な場所に展示された作品と建築物との対比に注目するもよし、古い写真に写る人々と現在の街の住人と比べるもよし。眺めていると、街が持つ歴史や地理すら浮かんでくるよう。購入の際は「Amazon.com」などでお取り寄せ。

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