Googleが開発した囲碁AI：AlphaGo（アルファ碁）が世界最強と言われるプロ棋士イ・セドルに勝利したり、AIが執筆（その後人間が手直し）した小説がショートショートの文学賞：星新一賞の一次選考を通過したりと、人間顔負けの発達を見せているAI（人工知能）。

ある学説では2045年にコンピュータの知能が人類のそれを越え、シンギュラリティ（技術的特異点）を迎えるとまで言われているが……。

そんなAIがこのたびラップに挑戦！
AIラッパーとDE DE MOUSEのコラボパフォーマンス“Prototyping and Music”が行われることがわかった。

これは５月21日（土）〜28日（土）にかけて渋谷のGalaxy銀河系にて行われる、博報堂のクリエイティブ ラボ HACKist（ハックイスト）の展示・体感イベント『DIGITAL DIVERZ』のオープニング＆クロージングを飾るライヴ。

DE DE MOUSEといえばツインドラム構成やDJ、様々なスタイルで独自のサウンドを表現しつつ、ときに即興でセッションを繰り広げたりとなんでもあり、フリーフォームなステージで人気を博しているが、そんな彼とHACKistのAIラッパーがどんな化学反応を生むのか注目だ。

人間以上の能力を持つ存在の出現によって、ヒトという種の在り方さえ捉え直さなければならない、そんな時代が近づいているなか、ラップという表現方法についてさえも、AIがその在り方を根底から問い直すことなるのか？

AIの新たな萌芽の瞬間になるかもしれない、この前代未聞のライヴを見逃すな！

なお、このイベントは事前予約制となっているので、興味のある方は公式サイトをチェック！