アメリカの経済誌『Forbes』がミュージシャンの年収リスト上位30組を発表した。

ぶっちぎり1位は歌姫テイラー・スウィフト。ザ・ローリング・ストーンズが持っていた北米地域での興収記録を破った北米ツアーの成功はもちろん、スニーカーのKedsやダイエットコーラ、Appleの広告で収入を稼いだ彼女は、7月に同誌が発表したセレブリティ年収ランキングでも1位に。
その年収は昨年の8,000万ドルから驚異の9,000万ドルアップ、1億7,000万ドル（約176億円）という大台に乗り、天下無双状態。

2位はワン・ダイレクションで、今年３月に活動を休止した彼らは前年比で2,000万ドル年収を下げながらも1億1000万ドル（約126億円）稼ぎ順位をキープ。

3位はアルバム「25」をヒットさせ、本作を引っさげたワールドツアーを先日終えたばかりのシンガーソングライター、アデル。8,050万ドル（約92億円）稼ぎ、昨年のランク圏外からトップ3に躍り出た。

4位、5位にはマドンナとリアーナがランクイン。
6位のカントリーシンガーのガース・ブルックス、AC/DC（7位）、ローリング・ストーンズ（8位）といったロック勢が続き、9位に6300万ドル（約71億円）稼いだカルヴィン・ハリスがダンスミュージック系としては最高位を記録。

その他のダンスミュージック系では、昨年25位のデヴィッド・ゲッタと27位だったティエストが圏外となったのが寂しいところ。

また、アーバン系では前述のリアーナのほか、ディディ（10位）やビヨンセ（17位）、ジェイ・Z（18位）やドクター・ドレー（25位）、ドレイク（30位）らの名前が。

新たな顔ぶれとしては、5,600万ドル（約63億円）稼いだ13位のジャスティン・ビーバー、年収5,500万ドル（約62億円）のザ・ウィークエンド（15位）といった若手アーティストの台頭も目立つ結果となっている。なお、アジア系では23位に韓国のスターBig Bangが唯一ランクイン。

30位までのリストはこちら。

1. Taylor Swift — $170 million
2. One Direction — $110 million
3. Adele — $80.5 million
4. Madonna — $76.5 million
5. Rihanna — $75 million
6. Garth Brooks — $70 million
7. AC/DC — $67.5 million
8. Rolling Stones — $66.5 million
9. Calvin Harris — $63 million
10. Diddy — $62 million
11. Bruce Springsteen — $60.5 million
12. Paul McCartney — $56.5 million
13. Justin Bieber — $56 million
13. Kenny Chesney — $56 million (tie)
15. U2 — $55 million (tie)
15. The Weeknd — $55 million (tie)
17. Beyoncé — $54 million
18. Jay Z — $53.5 million
19. Luke Bryan — $53 million
20. Muse — $49 million
21. Foo Fighters — $48.5 million
22. Toby Keith — $47.5 million
23. Big Bang — $44 million
24. Elton John — $42 million
25. Katy Perry — $41 million (tie)
25. Dr. Dre — $41 million (tie)
27. Jimmy Buffett — $40.5 million
28. Mumford & Sons — $40 million
29. Jennifer Lopez — $39.5 million
30. Drake — $38.5 million