ロンドン五輪の開会式でもパフォーマンスを披露したダンスミュージック・シーンのトップDJ:ファットボーイ・スリムが、地元ブライトンのビーチで2時間のシークレットギグを敢行したのだが……なんとそのオーディエンスは小さな子供たち!?

ブライトンといえば、2001年と2002年に彼がフリーパーティ『Big Beach Boutique』を開催し、実に25万人もの人々を集めた伝説の地。

また、そのパーティは日本にも上陸し、『Big Beach Festival』と銘打ち2009年〜2011年、さらには2013年に開催され、毎回2万人以上を動員した。

今回彼はかの地で5月15日、アメリカ発祥のサンデーパーティ『Baby Loves Disco』にゲストDJとして参加、パフォーマンスを披露した。

フィラデルフィアで誕生したこのパーティは、未就学児童とその保護者たちが一緒になってダンスを楽しめるというもので、おむつ交換スペースや、絵本やパズルなどホスピタリティを完備した、キッズにもパパママにも優しいパーティとなっている。

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6歳になる娘のネリーを連れて参加したファットボーイ・スリムはBBCの取材に対し、

「間違いなく言えるけど、子供たちと両親のためにギグを行ったのはこれが初めて。
ぼくも娘も最高に楽しんだし、オーディエンスもかなり乗り気になってたよ」

とコメント。

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ちなみに彼がこのパーティに参加したのは、20年も前からの恩返しという意味もあったという。
『Big Beach Boutique』のオーガナイザー:Lesley Woodallはこう語る。

「私がバンドのプロモーションをしていた20年前、ノーマンをギグに呼んだことがありました。
そのとき彼からFAXされた感謝の文書をずっと取っておいたんです。

今になって私はそのFAXを使って彼を説得しました。“20年来の恩返しをしてみては”と。
彼はためらいなく承諾してくれました!」

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20年も前に受けた恩義を、地元ブライトンで返せる絶好の機会。
このパーティは彼にとっても特別なものだったのかもしれない。